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2013年06月純情恋愛503: 初めてのネット彼女 (165) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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初めてのネット彼女


1 :2012/05/11 〜 最終レス :2012/10/07

彼女との思い出をここでつづっていくわ
完全誰得?って感じだけど読みたい奴は見てってくれ

2 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |     >>1
              |(・) (・)   |   Rのいうことはさっぱりだな
              |  (      |
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |
     くメ) _ノ  |  |  |        |   |
       (/  |  | /  |        |   |
          |  |/  /|        |   |
          |  ト  / |        |   |
          ヽ__/ |        |   |

3 :
今まで俺は生まれて26年間彼女なんて出来たことないし
世間一般では不細工の部類だと思う

俺だってこの年になれば流石に彼女欲しいし
26でRって事が俺にとっちゃかなり重度のコンプだった
大学の友人数人とコンパもしてみたが
結局Rの俺はまともに女性と喋る事もできなくて
友人からも女性陣からも、からかわれたりもしたもんだ

4 :

もういいわ 
ずっとRでもいいわ 笑われたっていいわって
どんどん恋愛に対しての意欲が無くなっていってた
でも、親にはなんて言おう
ずっと独身の俺を心配するだろうな
そんなこと考えてたら恋愛なんかもういいわなんて
言ってられなかった。だから
どうしても彼女をつくらねばってマジ焦ってたんだ
人間としてクズみたいな考えだけど
そん時の俺はとにかく焦ってた。イヤまじで

5 :
OKOK寝ようぜ

6 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |     >>3-4
              |(・) (・)   |   Rのいうことはさっぱりだな
              |  (      |
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |
     くメ) _ノ  |  |  |        |   |
       (/  |  | /  |        |   |
          |  |/  /|        |   |
          |  ト  / |        |   |
          ヽ__/ |        |   |

7 :

だから最終手段としてネットでRを見つけることにした

別にネットで女性と接するのは初めてじゃないし
それほど緊張とかはなかったけど
なんか人間としてどうなんだろうってのはずっと考えてた

ネット恋愛なんて結構世間の目とかが気になったりするし
もしものことがあって知り合いにネットで
彼女を本気で探してるなんてバレたら死んでもいいレベルだなって思った

8 :
それでも俺は書き込むぞ

9 :

それから俺はそれでもいいと決意を固めて
某サイトでスカイプ相手を募集してみた

するとしばらく経って一通のコンタクト申請が来て
見てみると23歳の女の子からだった
他に同い年の男からも申請が来ていたが
俺はそっち系じゃないので無視し
早速23歳の女の子からの申請を許可した

最初にチャットをしてみたが返事がめちゃくちゃ遅くて
どんだけ打つの遅いんだよとか思いながら
15分くらいしてやっとこさっとこ通話に入った


10 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |     >>7-9
              |(・) (・)   |  
              |  (      |
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |
     くメ) _ノ  |  |  |        |   |
       (/  |  | /  |        |   |

11 :

相手の声を聞いて初めに可愛い声してるなって思った
俺の周りの女は大体キーキーうるさい奴ばかりだから(オカン)
なんか凄い可愛く聞こえたんだよな

コミュ障の俺だけど結構いい感じの雰囲気だったんだぜ
彼女も笑ってくれるし俺も彼女の話に笑ったりした
とにかく彼女の笑い声は独特で俺はそれに笑ったりしてた
なんか彼女はツボが浅いらしくてずっと笑うんだよな
全然次の話に進めなくてその日の通話は笑ったことしか記憶になかった

12 :
>>10やめろ恥ずかしい

それから結構毎日通話してたんだけど
彼女はどうやら水族館が大好きらしくて
俺の家からあまり遠くないところに小さな水族館があると言うと
行きたい!一緒に行こう!って言ってきたんだ

俺は一瞬悩んだ
彼女は俺がRだって知らないし
26年間彼女ができたことがない不細工って事も知らない
正直俺はその子のことが気になり始めていたんだと思う
まさか顔も知らない相手に好意を寄せるだなんて思わなかったし
せめて会ってからだなって思ってた
でも一個だけ言えるとしたら彼女はあまり顔は可愛くないと思う
聞くと付き合ったことが一度しかないらしい経験はキスまでだと
23歳にもなって経験がないのは少しおかしい
俺が言えたぎりじゃねえけどなw

13 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |     >>11-12
              |(・) (・)   |  
              |  (      |     R
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |

14 :

でも俺は彼女のどこが好きかって言ったらずばり性格だ
若いのに自分の考えを持っていて周りに左右されない立派な子で
俺なんかよりずっと大人だと思った

でもたまに天然なところとかあって笑わされる事も多々あった

だから好感持てたし話は合うしで少なからず俺は恋愛対象としてみてたし
彼女はどう思ってるかわからんが彼女の中の俺の印象はよさげだった
だから俺は彼女に自分の情けないところ見られたくなくて
R不細工を知られたくなくてそのお誘いを断ったんだ
正直俺は今こうして彼女と通話してるだけで幸せだったし
この関係が崩れるのが嫌だった


15 :
見てるぞ

16 :

そしたら彼女は悲しそうな声で、私とは嫌?って聞いてきて
大好きな水族館に行けると思っただろうに俺の勝手なわがままのせいで
行けなくなって本当に申し訳なく思った
嫌われるのが怖いからってホント俺はだっさい男だなって思ったわ

俺はとっさにそんなんじゃないよ!
せっかく誘ってくれたのにごめんな。友達と今度いきなって言ったら

別に水族館じゃなくったっていい、貴方に会いたかった
って笑いながら言ってきたんだ
なんか凄い胸がきゅーってなって思わず黙ってしまったくらいだ

17 :
>>15おお、サンキュウな

女の子にこんな事言われたの初めてで
俺には刺激が強すぎて冷やせが出た
平然を装って可愛い事言うなよなんて言ったけど
俺の顔はきっと真っ赤だったと思う
なんかその後は彼女もあまり元気なくて
ていうか彼女自身は元気なフリしてたけど
明らかいつもの勢いが無くて心配だったから
通話を切るように言った
切るときも平気だ!平気だ!って言ってたけど
なんとか説得して終了させたが彼女は俺が想像してた以上に
傷ついていたんだなってビックリした
でもその傷つきぶりに何となく嬉しくも思ったが傷つけたのには変わりなくて
こんな時、経験豊富な男だったら簡単に彼女を元気にさせられたんだろうか

というか経験豊富だったらまずお誘いを断らなくて済んだんだろうな
俺みたいなヘタレは結局彼女を喜ばせることも元気にさせることも
できないんだって自分の無力さにものすごく腹が立った

18 :

俺たちが通話した期間は2カ月ほど
ほぼ毎日通話してたと思う
お互い学校仕事で忙しい日もあったから
通話はいつも決まって夜中の0時からだった

だけどその日から彼女が通話に出てくれなくなった

19 :

俺は誰でも受かるような偏差値の低い大学を卒業して
今は社会人として地味に働いているがそんな毎日が本当に苦痛だった

一人暮らしの俺の楽しみといえば帰宅してからの一人酒くらいだ
他に楽しみなんてなかったし実家に帰ろうと思ったときもあったけど
どうせ親父もオカンも俺の恋愛事情について好奇心いっぱいの目で
質問攻めしてくるだけだろうし答えられるはずがないからな(`・ω・´)


20 :
そろそろ寝るかな
なんか読んでる奴が実際いたのかどうかよくわからんが
また明日暇なときに更新していくよ

21 :
お疲れ様です
久しぶりに胸が熱くなりました

22 :
R無しの恋愛もあるというのに

23 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |     >>14 >>16-20
              |(・) (・)   |  
              |  (      |     Rの言うことはさっぱりわからんな
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\

24 :
>>1
誘いを断ったのは何日前?
挽回する気はあるのか?
あまり日にちが経ってなくて、
自分のことをカッコ良く見せてるとか、
経験がある(Rじゃない)とウソついてるとか、
やましいことがないんであれば今からでも出来そうな気はするがな。

25 :
>>23勘弁してくれ
>>24この話は少し昔の話で完結してるんだ

そんな俺にとって彼女との通話が新たな楽しみだった
一人酒なんてやめてやったし、呑んでもひと缶ぐらいだ
1人虚しく酔いつぶれたりなんてしなくなった
仕事の疲れだって彼女の声を聞くだけで吹っ飛んだもんだ

ちなみに俺は普段あまり笑わないやつで
仕事の時だって滅多に笑わん
上司のつまらん話に愛想笑いするぐらいか
職場で仲の良いやつもいないし昼ご飯はいつも大体一人
それが嫌だった訳じゃないけどずっと俺は寂しい人間だなって思ってた
だから彼女の声が聞けなくなったのは本当に辛かった
チャット飛ばすのも嫌われる原因かなと思いチャットさえ送れずにいた
それから1週間ぐらいすぎた
俺にとって1週間地獄のようだったよw

彼女からは相変わらず音沙汰無しの状態
俺はどうしたらいいか分からず結局彼女を好きなままで

26 :

むしろ声が聞きたいってのが重なって
前より彼女に対する気持ちが大きくなってた
でもホント俺はきめえ奴だ...
こんな顔した男が顔も知らない女の子をこんなにも
好きに思ってるなんて。どうかしてる。

彼女はもう諦めよう
きっと俺が悪かったんだ
やっぱり俺みたいな男に恋愛は向いてねえな
もう、一生Rで構わん独身で構わん
こんなにも幸せな時間を彼女はくれたんだ
俺には贅沢すぎたんだな。彼女に感謝しなきゃな

自分なりに必死で考えたつもりだった
こんな男に2カ月も付き合ってくれたんだ
ありがとうの一言くらい伝えたいって思った俺は
あれ以来初のチャットを飛ばしてみた

こんばんわ。久しぶりだな。元気だった?
今少し話せるかな?時間は取らないから

27 :

enterキーをなかなか押せずにいた
だってチャットも返してくれなかったらどうしよう
別に返ってこなくったっていいけど
通話で俺の口からありがとうって伝えたかったし
どうしても自然消滅みたいなのは避けたかった

やっとの事でenterキーを押したが俺はそれだけで
心臓が爆発しそうだった

すると5分ほどして彼女から返事が来た

28 :
みてるよ

29 :
>>25
完結してるんだな。おとなしく続きを見るよ。

30 :

返ってきた!とビックリしたけど、その文を読んでる俺は案外冷静だった
ただ、その文を読んでいくうちにどんどん目頭が熱くなってくるのがわかった

少しアレンジするが彼女からのチャットはこんなだった
ごめん、ごめん、会いたい
どうしても会いたいです
どんな貴方も受け止めるよ
みたいな感じだった
なんで謝ってるのかは全然わからなかったけど
会いたいって言ってくれてる彼女に涙がでそうだった
でも何よりも嬉しかったのは受け止めるって文字だ
俺が一番気にしてた顔とかコンプを受け止めてくれるって事だろうか

でも例えそうじゃなくたって俺は今回の誘いを断る気はなかった
もう容姿なんて気にしない。嫌われたっていいさ
俺も彼女に会いたくて会いたくて仕方なくなっていってた

31 :
イイヨ、イイヨー!

32 :

なんとなく思ってた
なぜ彼女は1週間もの間、俺を避けてたのか
でも聞くタイミングを逃しちゃった感じだったから
聞くに聞けなく俺から聞くことはしなかった

というか、もうあの時の事は忘れたかった
俺の人生の中で一番虚しい1週間だったからな
だからその真相はわからないまま。別に今が良ければそれでいい

33 :
ミテルヨー

34 :

それから彼女と会う約束をしたのはその日から2週間後の土曜日

俺の服のセンスはそこそこで、悪くはないと思う
顔が顔なだけあって肌とか髪型とかファッションにはこだわってた

ブサイクを誤魔化してる感じだけどな

だけど彼女にはちょっとでもカッコ良く見せようと
いつも以上に気合を入れてやった
服も新しいのを買って美容院にも行った

ワクワクしてる自分は柄じゃねえから自分自身に寒気がしたよ
でも大好きな女の子と二人で出掛けると思うとニヤニヤが止まらなかった

35 :

悪い少し用事ができた
帰ったら更新するよ

36 :
わたしまってる

37 :
ブサイクって言ってるけど、髪型とかファッションにちゃんと気を使ってるじゃん。
1は見込みのある男だな。

38 :
続き楽しみです

39 :

待たせてすんませんでした
じゃあ今から続きを更新していきます

40 :

前日は中々眠れなかった
楽しみだけど緊張の方が大きくてその日は変な夢を見たくらいだ

朝起きて家事を済ませてから用意し始めた
用意が終わると最終確認で鏡を見る....顔以外バッチリ!
よし!彼女を迎えに行くぞ!って気合を入れニヤニヤしながら家をでた

もちろんレンタカーだがな
みんな知ってるだろうが都会は駐車代を毎月払わなきゃいけないんだ
貧乏な俺にはそんな余裕無かったから車を所持してない

俺は前日に彼女に家まで迎えに行くよって言ったんだけど
ガソリン代最近高いし駅でいいよって気を使ってくれた

だから俺は家から10分程で着く駅まで車を走らせた
俺はその10分間強ばった顔で運転してたと思うw
頭の中では彼女への第一声をずっとずっと考えてた

41 :

駅に着いて当たりを見渡す
さっき電車が来たのか駅から沢山の利用者が出てきてた

俺はどれだよwとか思いながら彼女をその人混みの中から探す

降りずに車の中から探してたんだが
いきなり助手席の窓から車内を誰かがのぞき込んできた

直感的に彼女だろうなとは思ったが
まじでビビッた
急すぎて心の準備が出来てなかったんだよ
俺は前日に彼女にレンタカーと伝えておいたから
ナンバーでわかったんだと思う
でもホントに急だった。突然のぞき込むなんて心臓に悪い

俺はあの時彼女を探してたから変な顔してただろうな
今思えば第一印象よくさせようと服とか気合入れてたのに
ぶっさい無防備な顔を第一に見られてしまって気合入れた意味なかったよなw

42 :

俺は運転席から助手席のドアを開けて、彼女を助手席に乗せた
そしていっぱい考えた結果、彼女への第一声は「暑かったろ」だ...

計画通りの台本みたいなセリフで俺キモイなって思ったわ

あ、そういえばその時の彼女の容姿も書いたほうがいいか?

43 :
>>42
容姿も興味あるが、結局、会う前に向こうの顔を知らないままだったのか。

44 :
誰もレスしてくれないのでw勝手に容姿書いておきます

膝上までのヒラヒラした白いスカートにベルト
上は薄ピンクのブラウスで上着は夏だから着てなかった
あまり記憶が鮮明では無いがとにかく可愛かった
顔は笑った時宮崎あおいに少し似てる

助手席に乗せた彼女を横目で何度か見た
気持ち悪い行動だけどお前らなら理解してくれるよな?

水族館に向かってる間、車内では全然沈黙になったりすることはなかった
どちらかというと彼女が盛り上げ上手なのかもしれない
俺はずっと相槌をうったり笑ったり。つまんない男だなって思われてたかもな

45 :
>>43
俺が彼女の顔を見たいと言うと彼女は俺の顔を見たいと言うだろ
それがイヤでそうゆう話は俺からはしなかったんだ
彼女も何でか何も言ってこなかった。結局その日が初対面だったんだ

46 :

それから約一時間程して水族館に着いた
彼女は車を降りてすぐにはしゃぎ出した
まだ館内に入ってないしココは駐車場なのに
何が嬉しくてはしゃいでるのかさっぱりだ
そこがやっぱり可愛くて仕方なかった

こんな顔の俺といて恥ずかしくないのかななんて思った
だけど彼女はずっと俺に笑顔を向けてくれたんだ
俺は魚なんかよりもその笑顔に夢中だった
誰かの笑顔でこんなにも人は癒されるんだなって実感した
自然と俺もずっと笑顔だった
それと同時に彼女をこれからも俺が守っていきたいなって思った

図々しい考えだとは思ったけどそれほど彼女が大好きになっていったんだ

47 :
>>45
なるほど、確かに普通は交換話になるわな。
>>46
いい流れじゃないかー。

48 :


水族館を見回り終えた頃には時計は12時を過ぎてたから
近くのレストランでお昼ご飯を食べることにした


49 :
料理が運ばれるまでの間お喋りをしていたのだが
いきなり彼女が今まで失恋したことある?と聞いてきた

俺は告白して振られたことならあるので彼女に
「そりゃあるよ。俺の顔見たらわかるだろ」って笑いながら言った

そしたら彼女は
「その人たちは貴方の良さに全然気付かなかった馬鹿女だよ」って
ちょっと膨れた可愛い顔で言ってきたんだ。俺は反応に困った
というかまた目頭が熱くなった。

ありがとうって下向きながら言うと
彼女は何を思ったのかいきなりお水の入ったグラスを俺の頬に当ててきた
俺はビックリして顔を上げるとその水を俺に差し出し
彼女は満面の笑で"自信持って!"って言ってきやがったんだ

もう決めた
俺はもう決めた

こんな俺だけど彼女の笑顔の源でいたいって思った
彼女の傍にずっといたいって思った
そのためなら何年かかってもいい。俺はこの人に人生を捧げたい

50 :
優しいね

51 :

その日以来俺達はよく二人で遊ぶようになった
公園でお話するだけのときもあったし
少し車を走らせて夜の海の浜辺で波の音を聞きながらお喋りもした

彼女といると時間を忘れてしまうから
一日が終わるのが異様に早かった

この26年間の中で一番幸せなんじゃないかってぐらい幸せだった
でも彼女への想いは日に日に増していきもう我慢の限界だった
彼女に好きだと伝えたくて仕方なかった。どれだけ触れたいと思ったか...

52 :
               , -――- 、
              /       ヽ
              | ノ  ー    |    と、いう夢を見たのだった。
              |(・) (・)   |   おまえら付き合ってくれて有り難う
              |  (      |
              ヽ O    人
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |
     くメ) _ノ  |  |  |        |   |
       (/  |  | /  |        |   |
          |  |/  /|        |   |
          |  ト  / |        |   |

53 :
   _
   \ヽ, ,、
     `''|/ノ
      .|
 _    |
 \`ヽ、|
   \, V
      `L,,_
      |ヽ、)
     .|
    /           ,、
    /        ヽYノ
   .|       r''ヽ、.|
   |        `ー-ヽ|ヮ
    |            `|
   ヽ,    ,r      .|
     ヽ,r'''ヽ!'-‐'''''ヽ、ノ
 ,,,..---r'",r, , 、`ヽ、 ヾ
 ヽ、__/ ./ハレハ i`ヽ、 `''r`ミ_
   .レ//r,,,、 レ'レハヾ,  L,,_ `ヽ、
    "レ, l;;;l   l;;;l`i.リレ' リ ̄~~
     ヽ、 ワ `"/-'`'`'
       `''''''''"
                ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                 d⌒) ./| _ノ  __ノ

54 :
>>51
ここまでいい話だなー。結末が気になるぜ。
彼女はスレ主を高く評価してるようだが、どこを気に入ってたんだろう?
もう夜も遅いから明日が仕事なら無理せず続きはまた後日でもいいぞ。

55 :
続きはよ

56 :
だから、51で終了だって

57 :
気になる

58 :
良スレはけーん

できればハッピーエンドきぼん

59 :
すまん昨日眠たくて寝てしまってたよ

終わってないから勝手に終わらさないでくれ

60 :
続きはよ

61 :

それから半年ほど経ったが
未だに俺と彼女は週一程度で一緒に出かけたりしてた
もちろん俺は彼女のことが変わらず大好きで
彼女も相変わらずの笑顔を俺に向けてくれていた
その日もいつものように仕事から帰ってきて
彼女と通話していたら彼女がふと夜景の話をしてきた
じゃあ今度一緒に見に行こうと言って通話を切ったが
俺は考えた。これを機に彼女に真剣に告白してみようと

62 :

こんな顔だしヘタレだし良いとこ無しの俺だけど
彼女に自分の気持ちは知って欲しかった
成功するかどうかなんて全くわからないし
どちらかというと失敗に終わる確率の方が高いと思った
彼女は優しいからいつも笑顔で接してくれるけど
俺のことを恋愛対象としてみてるかと言えばNOなんだ
だから俺はもし振られたなら
それなら今まで通りの関係でいい!と都合のいい事を言うつもりでいた

63 :

ついにやってきた...告白の日が

俺は彼女を迎えに行く前に事前に予約しておいた
薔薇の花束を花屋まで取りに行った
もっと違う花束を渡そうと思ったがそうゆう経験のない俺は
結局ありきたりな花しか選べなかった
でも花屋に着いて綺麗に包装されてた真っ赤なバラの花束を見た俺は
イヤ、これならきっと彼女も喜んでくれると思いニヤニヤした
彼女の笑顔を思い浮かべながら後部座席に花束をそっと置いて
彼女の家へと車を走らせる

64 :

彼女を車に乗せて山道を登ってた
その間彼女といっぱい話したのは覚えてるが
俺はその時の会話の内容を全然覚えてないんだよな
たぶん緊張しまくってたんだと思う

車が揺れる度に後ろの席で花束がカサカサ動く音がしてて
俺はバレるんじゃないかとずっとヒヤヒヤしてたが彼女は鈍感らしく
全然気にしてないようで安心した
ここでバレたら気まずいからなw
まあ俺もバレるようなところに置くなって話だが

65 :
読んでるぞー。
>>64
全然隠してないのかよw

66 :
見てるぞ

67 :


30分ほどで目的地に着き二人とも車を降りる
そこから見えた景色はめちゃくちゃ綺麗だったけど
隣に彼女がいることで更に景色が映えて本当に本当に綺麗に見えた
綺麗だねって笑う彼女を見て俺はとっさにお前の方が綺麗だよと

心の中で呟いた

さて...本題に入ろう

68 :

俺は目の前に広がる景色をじっと見据えた
告白で頭の中いっぱいだから景色なんて見えてないがな
やっとのことで彼女の名前を呼んだが強ばった声になった
不思議そうな声でうん?と言い、こちらに顔を向けた彼女。
俺も夜景から彼女の方へと顔を向けた(↑ここらへん記憶曖昧)

昨日さんざん予習したセリフは、一瞬でどこかに消えてしまった
本当に声が出なくて、瞬きを繰り返す俺に彼女が笑ってた
彼女の笑顔を勇気に変えて俺はほぼアドリブのセリフで彼女に告白した

69 :


帰りの車の中は静まりかえってた。
後部座席に置かれた花束は来る時のまんま

俺は緊張しすぎて渡すことさえも忘れてたんだ
ほんとにかっこ悪い告白の仕方だった
でもアドリブのおかげでストレートに気持ちを伝えられたと思う

かっこ悪い告白だったが後悔はしてない

70 :


彼女の家の近くに踏切があるんだがタイミング悪く遮断機が降りてきた

カンカンカンカンうるさくて少し開けてた窓を閉じる
そしたら彼女もうるさく思ってたのか、ありがとうと言ってきた
俺は軽くペコっとおじぎした。まぁ照れ隠しってやつだな

するといきなり彼女が俺の方に顔を寄せてきた
俺は反射的に彼女に顔を向けた
そしたら彼女が俺の口にキスをしてきたんだ
一瞬軽く触れた感じだったが俺は異常なくらいテンパってた
マジでキモかったぞ俺のテンパりよう。
俺にとっちゃ初めてのキスだからな
彼女はそんな俺を笑ってたがもう確実に恋愛経験ゼロってその時バレたと思う

71 :
見てるぞ。
>>68
告白直後、彼女からは何も返事がなかったのだろうか?

72 :

実は、あのだっさい告白の時、彼女は私も好きって言ってくれてたんだ

お互い恥ずかしくて帰りの車の中では何にも話せなかった
だから本当にいきなりのキスで俺はめちゃくちゃビビッた
テンパリが落ち着いた頃には俺は幸せの笑でずっとニタニタしてた

それからずっと後部座席にあった渡しそびれた花束を
彼女の家の前でやっと渡すことができた
暗闇だからあんまり顔は見えなかったけど
彼女の声からして泣いてる気がしたんだよな
俺は嬉しくなり泣くなよwって笑って言ったら
結構本気で泣いてないよって言われて泣きそうなったわ

73 :
もう>>1がいうには完結してるらしいけど
ハッピーエンドになりますように…

74 :
結婚とかハッピーなの希望

75 :

別れ際に俺からキスをしたよw
結構長くキスしたけど俺の息子はもう(ry
暗闇でよかった

次の日なぜか俺は会社でドヤ顔だったのを覚えてる
でも本当に以前にも増して毎日が幸せになった
暇さえあれば彼女の写真を見てた(遊びに行った時の2ショットの写真)
こんな素直で優しくて可愛い女の子がなんで俺なんかを好きになったんだろうと
彼女は話たがらないが俺は元彼がどんなやつか凄く気になった

76 :

交際を始めてから、彼女はよく俺の家に来るようになった
やましいが俺はいつもエロいことばっかり考えてた
だって一人暮らしでいつも静かだった家に大好きな彼女がいる
一緒に晩飯の買い出しにでかけたりもした
小さな台所で晩ご飯の支度をしてるんだぜ?
罰が当たるんじゃないかってぐらい幸せだった
彼女さえいてくれたら他に何にもいらないと本気で思ったし
この時間が永遠に止まってくれたらとも思った

77 :
続きはよ

78 :

ある日の晩、その日も彼女は俺の家に来てた
いつもは彼女が手料理を振舞ってくれるのだが
その日は大学のイベントがあってか体が疲れていたらしく
少し横になると言い彼女はそのままソファで寝てしまった

彼女の寝顔を初めて見たんだが凄く愛おしくなってきたんだ
俺は彼女の彼氏なんだなって実感した
こんな無防備な姿、俺しか知らないんだもんなって思った
だけど、すぐに思い出した。彼女には元彼がいた。
きっと彼女は可愛いから色んな男に告白されただろうな
タイプの彼氏を選ぶ選択肢だっていっぱいあったと思う
その中から選んだ元彼だ。絶対イケメンで経験豊富な男だったろう
その男も彼女の寝顔を見たことがあるんだろうか...
なんだか凄く嫉妬心が湧いてきた


79 :

俺しか知らない彼女の姿を見たくなった
こんな顔の俺がよく言えたな...
俺には彼女が出来たことさえ贅沢なことだというのに...
でも抑えられなかった
熟睡している彼女の手を握って手首にキスをした
服から見えてる肌の至るところに強くキスをした
いくら鈍感な彼女とはいえピリっとする痛みに目を覚ます
驚いてやめてって言う彼女の体を押さえてまで俺はキスをし続けた
そんときの俺は明らかに正常じゃなかったと思う
ほんの数分の出来事だったけど
それ以来彼女は俺を怖いと思うようになったみたいで
何をするにも俺の行動にすぐビクツクようになった

80 :

「電車男」で言うと、ちょうど公園で云々で
読者から「ネタ乙ww」とドン引きされる箇所だなw

81 :

マジで俺は馬鹿だ。大好きな人に暴力をふるったんだ
本来なら愛情表現の一つなのにそれを利用して俺は彼女の体中にアザをつくった
痛かったろうに。俺は何してんだってものすごく後悔した
彼女の悲しむ顔は見たくないから悲しませないって誓ったのに
俺が彼女を悲しめた原因なんだもんな。マジでクソ人間だわって思った
彼女は変わらず俺を好きだって言ってくれてたけど
キスをしようとすると少しビクツクんだ

82 :

彼女は過去にもつらいことがあったはずなのに、
また同じつらい思いをさせてしまったんだ
会うと笑ってはくれるけど
もうそれまでのような安心した笑顔じゃないんだ
彼女は謝る俺に「もういいよ。」と言ってくれたけど
俺の方がどんどんそんな彼女を見るのがつらくなってきた

83 :
うわぁ・・・

84 :
>>80
俺自身もドン引きだわ
お前らにドン引きされる覚悟で書いてる

少し疲れたから今日は寝る
見てくれてありがとう

85 :
>>82勝手に続き書くんじゃねえよw

86 :
>>84-85
おまえ寝るなよw
寝たら俺が続きを書いてしまうぞww

87 :
>>86やめろ馬鹿
俺は今思い出し泣きしそうなんだよ
お前も寝ろ

88 :
>>87
わかったわかったw
でも続きは>>82のような感じなんだろw

89 :
なかなか眠れないので続きを書こうかと思う

たしかに彼女は前みたいな無邪気な笑顔を見せてはくれなくなった
笑うけど、どこかで怖いって思ってる感じかな
初めてこんな不安になった。
仕事の最中とかに後悔と不安でいきなり泣きたくなる
寝る前も心がモヤモヤして泣きたくなったりする
キスを怖がるんだ。そりゃもちろん家にも来てくれなくなったさ

90 :

俺はあの日の事を彼女に対してまだ謝っていなかったんだ
謝ったけどもっと真剣に謝るべきだった
あの時の俺は満足感みたいなのでいっぱいだったからな
それから徐々に罪悪感が襲ってきた
だから結局本格的には謝れていない状態だった
謝るタイミングならあったけど
ちょっと時間空いちゃうとどうしても謝りずらかった

91 :
ここまで読んだ。
もう寝たかな?今夜もおつかれさん。

92 :

それ以来、彼女はその話に一切触れてこなかったけど
きっと彼女も心のどっかでずっとモヤモヤがあったと思う

ちゃんと謝らなきゃいけないって思ったし
このまま信頼が欠けてしまった状態で付き合っていくのは駄目だと思った
だから俺は彼女に直接会いに行くことにした
直接会って真剣に謝ろうと思った

93 :

それで、次の日曜日に彼女と会う約束をした
あの日以来、彼女は俺と二人っきりになれる場所を避けるようになった
まともに俺の目を見てくれることもなくなった
前は家にも来てくれたし、車で遠くまで出かけたりもした
今はときどきメールをやりとりしたり、ちょっと帰りがけに会うだけの
関係になってしまった
あらためて俺は、自分のやってしまったことに泣きたくなった
一番傷ついているのは彼女のはずなのに
毎晩、彼女と二人で取った写真を見て、布団の中で涙を流した

94 :

そして日曜日
久しぶりに彼女に会えるというそわそわした気持ちと
うまく謝れなかったらどうしよう
これっきりになったという不安でいっぱいだった
初めて彼女と出会った駅前に
約束の15分前についた
どんな顔をして会ったらいいのか
どう話を切り出したらいいのか
朝まで考えていたはずなのに
なんにも思い出せずに、ただ彼女が来る改札の方を眺めていた
ところが
約束の時間が過ぎても
彼女は現れなかった

95 :

会って欲しい、と事前に伝えようかとも思ったが
今の状態だと絶対彼女は会おうとしてくれないと思った
だから俺は何も言わず、いきなり会いに行くことにした
それもどうなんだって感じだけど仕方なかったんだ
仕事が終わってそのままタクシーで彼女のアパートに直行した
俺の会社から彼女に家はそう遠くないから10分しないうちに着いた
なんて言おうか迷ったけどその時の俺はただ素直に謝ることしか考えてなくて
結構冷静に彼女の家のインターフォンを押してた

96 :
>>93->>94
勝手に話作って打ち間違えるなよな
お前は正直しつこいぞ自重してくれ

97 :
なら早く書けよw

98 :

彼女はビックリした顔してたけど
いつもと変わらない顔で中に入れてくれた
内心はどう思ってるかわからんがな

俺は玄関に足を踏み入れてすぐに彼女を呼び止めた
本当にごめんと素直に頭を下げた
許してもらえるかはわからなかったけどせめて
俺への恐怖心は無くなって欲しいと思った

99 :

彼女が何か喋るまで俺は頭を上げなかった

少しの沈黙の後、彼女が俺を笑った
そんなの気にしてないよ!wって
なに真剣な顔で謝ってるのよw
そのためにわざわざここまで来てくれたの?wって笑ってた

気にしてないなんて絶対嘘だと思った
あからさまに俺を怖がってたくせにって思った
でもきっとその嘘は彼女の優しさで
俺が責任を感じてるのが分かったからだと思う

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