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2013年06月三国志・戦国636: 鄄城文学サロン (107) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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鄄城文学サロン


1 :2008/03/05 〜 最終レス :2012/09/19
身の休まる暇もなく左遷転封されているけど、
日々の生活の片手間に質問に答えるよ。

2 :
2

3 :
>>2
2…2か。2といえば、僕は父曹操の馬超討伐に従軍した時に、詩を二篇詠んでいるんだよ。
…洛陽で側近の応瑒、応璩を送別するにあたって詠んだ詩…忘れられないね。
よければ、披露しようか。こほん
『送応氏二首』
《其の一》
歩みて北芒の坂を登り
遥かに洛陽の山を望む
洛陽 何ぞ寂寞たる
宮室 尽く焼焚せらる
垣牆 皆頓れ擗け
荊棘 上りて天に参わる
旧耆老を見ず
但新少年をのみ覩る
足を側つるに行径無く
荒疇 復た田つくらず
遊子 久しく帰らず
陌と阡とを識らず
中野 何んぞ蕭条たる
千里 人煙無し
我が平常の居を念い
気結ぼれ言うこと能わず

4 :
《其の二》
清時 屢しばは得難く
嘉会 常にはす可からず
天地 終極なく
人命 朝霜の若し
願わくは エン(女+燕)婉を展ぶるを得ん
我が友 朔方に之く
親昵 並び集いて送り
酒を此の河陽に置く
中饋 豈独り薄からんや
賓飲むに 觴を尽くさず
愛至りて 望み苦はだ深し
豈中腸に愧じざらんや
山川 阻たり且つ遠く
別れ促りて 会日長し
願わくは 比翼の鳥となり
翮を施べ 起ちて高く翔けらん
…どちらが好みかは、人それぞれだろうね。

5 :
曹植さん、初めまして。
曹植さんは文章を書くとき、どういう方法で書きますか?
プロットは綿密に書く派ですか?
手書きですか?パソコンですか?
満足のいく作品を原稿用紙500枚書くのに、どのくらいの
時間数で書けますか?
文才が欲しいけど、どうしたら手に入るのでしょうか。

6 :
♪桂の木、桂の木 桂の生ずる 一に何んぞ麗佳なる──
>>5
やあ、初めまして。?城へようこそ。ここは寂しいところだろう?
住んでみるとなかなか気楽なんだけれどね…。
文章か。かつて父にそれを問われた時にはこう答えたんだ。
「僕は口を開けばそれが論文となり、筆を下ろせばそれが文章となります。」…とね。
それは嘘じゃないんだよ。少しばかり頭の中で考えをめぐらすと、自然に頭の中に言葉が浮かんでくる。
……そうだねえ、傲慢だといわれるかもしれないが、僕は自らの才能に感謝している。
なにせ、それがこの命を救ってくれたのだから。
ただ、これじゃあアドバイスにはならないね。ふうむ、そうだなあ…。
これは確かに言えることだが、君が託宣を受ける能力を持っていないかぎりは、
君は君の能力以上の作品を書くことはできない。
だからこそ、貪欲に、地道に、自分の「引き出し」を増やすことが寛容なんだよ。
僕だって、何の勉強もせずに文章が書けるようになった訳じゃない。
読書が好きなら、いつか必ず報われるさ。…そういう、ものだからね。

7 :
「僕は口を開けばそれが論文となり、筆を下ろせばそれが文章となります。」
ですか。君が託宣を受ける能力を持っていないかぎりは、
君は君の能力以上の作品を書くことはできない。うーん。ずっしり来ましたね。
さすがは詩聖と呼ばれるだけのことはありますね。
では、文章力上達と語彙の増量に役立ちそうなおすすめの本を何冊か
お願いいたします。



8 :
>>7
僕の経験でいいのなら、屈原・宋玉らの騒賦には一通り目を通したよ。
漢代に盛期をむかえた辞賦以前の古詩の伝統は捨て去るべきではない、
むしろ復活させて洗練するのがよい…父、兄をはじめ、友も一様にそう考えていた。
ああ、僕も勿論そうだったよ。
…詩経、論語といったものは基本だから、取り立てて話すまでもないかな。
ただ、君の書いている文章はおそらく漢文体ではないのだろう?
どんなものを書いているのか、少しばかり聞かせてもらえないかい?

9 :
むかしむかし

10 :
ここは文学以外の話題もおk?

11 :
>>9
むかしむかし…なるほどね。この場所の歴史の講談、面白いことじゃないか。
講談に必要なものは…そうだな、「魅せる」ための情景の演出力、
そして人物を魅力的に描く術だと思う。
ならばお薦めの本は歴史小説といきたいところだが、「写経」になってしまいがちだ。
視野狭窄にならないためにも、別の分野から歴史を眺めてみるのが良いんじゃあないかな…。
たとえばそうだな、英国の作家トールキンの『指輪物語』はどうだろうか。
あの重厚さ、たかが空想と侮れない…僕はそう思っているよ。
ただ活動写真の方のアレは別物だ、明確に区別して考えたほうがいい。
>>10
ああ、勿論だよ。たいていの話題には応じられると思う。
何せ、僕は今でこそ流転を繰り返しながら苦悶のうちに筆を走らせているが、
やはり男として生まれたからには兵を率いて乱世を平らげ、
政を施して民を安んじ、社稷に尽くしたいものだと思うじゃないか?
楊脩に同じことを語ったところ、苦笑いされてしまったのだけれどね。ははは…
だから、文学に限らずさまざまな分野に手を広げてみたい。そう思っているよ。

12 :
短文を繋げれば長文になると良く聞くのですが、接続するための言葉がうまく浮かびません。
コツなどはあるのでしょうか?

13 :
夜もいい感じに更けてきたねえ…。
>>12
そうだな。僕がそれをするのだったら、まずはその短文を箇条書きにしてまとめてみるな。
最終的に作ろうとしている長文の骨組みをハッキリさせておきたいからね。
ただ、それをそのまま繋ごうとすると大抵は上手くいかないものだよ。
凸凹の噛み合っていないものをピッタリ繋ぐ性能の良い「糊」は、なかなか無いからさ。
だから、それぞれの短文の形を噛み合うように変えてやるのが大切だと思う。
どの短文も同じ物事に対して向けられたものだからね。どんなに小さくても、整合性は見出せる。
箇条書きにすることで、事項の相互関係もわかりやすくなるからこの作業がラクになるんだ。
それを見つけて膨らませたり、時にはバッサリ切り落としたり。
そうすれば、繋ぎの言葉が多少なりとも見つけやすくなるんじゃないかな…僕はそう思っているよ。

14 :
すごいスレだな

15 :
>>13
詰まりは推敲して言葉を柔軟にし時には削ってていく事こそが肝要と。

教わった事を役立てていきたいと思います。
ありがとうございます

16 :
青い空にうっすらと雲がかかっている。
すがすがしいのだが…青空を見せてくれたっていいじゃないか。
>>14
ありがとう、褒めてくれているのかい?
転封の詔は毎年のように発せられるし、兄…皇帝陛下への再登用の嘆願書は
いつも無視されっぱなしなんだけれど…こういった楽しみがあれば
日々それなりに暮らせないことはないさ。
皆、これからもよろしくお願いするよ。
>>15
推敲といえば、中唐の詩人賈島の故事だね。
詩の一節を「僧は推す月下の門」とするか、「僧は敲く月下の門」とするか…
僕よりだいぶ後の人だが、どうやら詩の性質というものは変わっていないようだ。
漢字は表意文字だからね、一字一字に重みがあるんだよ。
父は常々儒者が経書の一字一字にこだわる様子を毛嫌いしていたが、
その行為自体が間違っているわけじゃない。
…役に立つ学問であるかと聞かれれば、もちろんそうではないのだが。

17 :
人に物事を話すときのコツなんてありますか?

18 :
神がかっている

19 :
女の子とメールするための始めの文面にメッチャ悩むいい文面ない?

20 :
じきに桜の季節になるね。昼間の太陽の下の桜もいいけれど、
皆が寝静まった頃に見に行く夜桜は最高だ。
>>17
そうだね。一口に「人に物事を話す」といってもさまざまな状況が考えられるけれど、
共通していえることは、相手を置いて独りよがりな説明をしないということじゃないかな?
その場にいる全員がその物事について共通の理解を持っているのなら、話は早い。
ただ頭に浮かんだことを声に出せばいい。何せ細かい説明を付け加える必要がないからね。
一方で、その物事についての理解が自分と相手とで違う場合には、
君は相手に適切な説明をしなくてはならないよ。相手の理解度を引き上げる必要があるからね。
「これを人に説明するとしたら、どうしたものだろうか?」と
日ごろ自分なりに頭の整理をしていれば、何ら問題はないと思う。
準備が大切という点では、詩も同じでね…。僕は七歩歩むあいだに即興で詩を詠んだけれど、
あれも過去に「兄弟」という題について考えを巡らせたことがあるからなんだ。
>>18
ありがとう。ただ、僕は神ではないよ。神話に伝えられるような神々の世界はとても羨ましい。
少しでも神に近づこうと世を逃れる高尚な隠者も珍しくないけれど、
僕にはそれすら許されていない。悲しいことだけれどね。
神といえば、以前詠んだ洛神賦は…あの方への想い、そして神界への想いを共に込めた
大切な作品なんだよ。よければ、ここでお聞かせしよう。こほん…
>>19
あはは、僕にも経験がある。文を上手にしたためるのは、一種のステータスだからね。
おそらく、その様子からするとその人へのメールは初めてなんじゃないかい?
気合を入れて書きたいところだが、悪いことは言わない。
あまりメールの内容に力を入れず、一歩下がった視点から文章を作ったほうが良いと思うよ。
なにせ、東亜の女性はいきなりがっつかれることに対する警戒心が、強いものだからね。
長すぎるのもあまりよくない。相手からの返事が短かったときにショックが大きいからさ。
そっけないように感じるかもしれないけれど、最初は軽い挨拶と用件ですませるのがいい。
会話を繋げる中で、少しずつ盛り上げていけばいいんだ。焦らないように。…ふふ、上手くいくといいね。

21 :
『洛神賦』
黄初三年、余 京師い朝し、還りて洛川を済る。
古人 言える有り、斯の水の神、名は宓妃というと。
宋玉の楚王に対えて神女の事を説けるに感じ、遂に斯の賦を作れり。
其の辞に曰く、
余 京城従り、言 東藩に帰る。
伊闕を背にし、轘轅を越え、通谷を経て、景山に陵る。
日は既に西へ傾き、車は殆れ 馬は煩う。
爾して迺ち駕を衡皐に税し、駟たちを芝田に秣い、
陽林に容与し、洛川を流眄す。
是に於て 精 移り 神 駭き、忽焉として思い散ず。
俯しては則ち未だ察せざるも、仰ぎて以て観を殊にす。
一麗人を巌の畔に覩る。迺ち御者を援きて之に告げて曰く、
爾は彼の者を覿たること有りや。彼は何人にして此くの若く艶なるや。
御者 対えて曰く、臣聞く 河洛の神、名づけて宓妃と曰う。
然らば則ち君王の見し所は、迺ち是れ無からんや。
其の状 若何、臣 願わくは之を聞かん。
余 之に告げて曰く、
其の形や、翩たること驚鴻の若く、婉たること遊寵の若し、秋菊より栄曜き、春松より華やかに茂る。
髣髴たること軽雲の月を蔽うが若く、飄颻たること流風の雪を迴らすが若し、
遠くして之を望めば、皎 太陽の朝霞より升るが若し、
迫りて之を察れば、灼として芙蓉の淥波より出づるが若し。襛繊 衷ばを得、脩短 度に合す。
肩は削り成せるが若く、腰は素を如約ねたるが如し、廷びたる頸 秀でたる項、皓き質 呈露す。
芳澤 加うる無く、鉛筆 御せず、雲髻 峩峩として、脩眉 聯娟たり。
丹脣 外に朗り、皓齒 内に鮮やか、明眸 善く睞し、靨輔 権に承く。
瓌姿は豔逸にして、儀は静かに体は閑なり。柔情 綽態、語言に媚あり。
奇服 曠世にして、骨像 図に応ず。羅衣の璀粲たるを披り、瑤碧の華琚を珥にし、
金翠の首飾りを戴き、明珠を綴りて以て躯を耀かす。
遠遊の文履を踐み、霧綃の軽裾を曳き、幽蘭の芳藹たるに微れ、歩みて山隅に踟蹰す。

22 :
(続き)
是に於て忽焉として体を縱にし、以て遨び以て嬉しむ。
左は采旄に倚り、右は桂旗に蔭る。皓腕を神滸に攘げ、湍瀬の玄芝を采る。
余が情 其の淑美を悦ぶも、心 振蕩して怡ず。
良媒の以て懽を接うる無く、微波に託して辞を通ぜん。
誠素の先ず達せんことを願い、玉佩を解きて以て之を要す。
嗟 佳人の信に脩き、羌 礼に習いて詩に明らかなり。
瓊(王+弟)を抗げて 以て予に和し、潜淵を指して期と為す。
眷眷たる款実を執るも、斯の霊の我を欺かんことを懼れ、
交甫の言を棄つるに感じ、悵として猶予して狐疑す。
和顔を収めて志を静め、礼防を申べて以て自らを持す。
是に於いて洛の霊は焉に感じ、徙倚傍徨し、神光は離合し、乍ち陰く乍ち陽し。
軽躯を竦げて以て鶴のごとく立ち、将に飛ばんとして未だ翔けざるが若し。
椒塗の郁烈たるを踏み、衡薄に歩みて芳を流す。
超えて長吟して永く慕い、声は哀しく獅オくして弥いよ長し。
爾して迺ち衆霊は雑遝して、儔に命じ侶に嘯く。
或いは清流に戯れ、或いは神渚に翔けり、或いは明珠を采り、或いは翠羽を拾う。
南湘の二妃を従え、漢浜の游女を攜う。匏瓜の匹無きを歎き、牽牛の独り処るを詠す。
軽袿の猗靡たるを揚げ、脩袖を翳して延佇す。
体は飛びたつ鳧より迅く、飄忽なること神の若し。
波を陵ぎて微かに歩めば、羅韈 塵を生ず。動くに常則無く、危きが若く安きが若し。
進止 期し難く、往くが若く還るが若し。転じて眄れば精を流し、玉顏を光潤にす。
辞を含みて未だ吐かず、気は幽蘭の若し。華容 婀娜として、我をして餐を忘れしむ。

23 :
(最後)
是に於いて屏翳は風を収め、川后は波を静む。
馮夷は鼓を鳴らし、女媧は清歌す。
文魚を騰げて乗を警め、玉鸞を鳴らして偕に逝く。
六龍 儼として其れ首を斉しくし、雲車の容裔たるに載る。
鯨鯢 踊りて轂を夾み、水禽 翔りて衛を為す。
是に於いて北沚を越え 南岡を過ぎ、素領を紆し 清揚を迴し、
朱脣を動かして徐に言い、交接の大綱を陳ぶ。
人神の道の殊なるを恨み、盛年の当る莫きを怨む。
羅袂を抗げて涕を掩い、涙 襟に流れて浪浪たり。
良会の永く絶ゆるを悼み、一たび逝きて郷を異にするを哀しむ。
「微情以て愛を効す無ければ、江南の明璫を献ぜん。
太陰に潜み処ると雖も、長く心を君王に寄す」と。
忽ち其の舎まる所を悟らかにせず、悵として神 宵くして光を蔽いぬ。
是に於いて下きを背にし高きに陵れば、足は往くも神は留まる。
情を遺して想像やり、顧み望みて愁いを懐く。
霊体の復形冀い、軽舟を御して上遡り、
長川に浮かびて反るを忘れ、思いは緜緜として慕うを増す。
夜 耿耿として寐られず、繁霜に霑れて曙に至る。
僕夫に命じて駕に就かしめ、吾 将に東路へ帰らんとす。
騑の轡を攬りて策を抗げ、悵として盤桓として去ること能わず………ッッ……!!!

…すまない。やはりこの賦を歌っていると、こみ上げてくるものがあるよ。

24 :
>>20
ありがたい
曹植さんの言う通り最初の返事メールは短くて一瞬怯みましたが、ジョジョにいい感触になってきました。
女性経験はほうふなのでしょうか?

25 :
>>24
よかった、お役に立てたようで僕も嬉しいよ。
いい感触になってきたのは、君の姿勢が良かったからだと思う。
また何か相談があったら、いつでも待っているよ。
女性経験か…豊富といえば聞こえがいいのだけれど、実は失敗のほうが多いんだ。
相手はたいてい女官が多かったかな…彼女らはとても気位が高い。
一蹴されては学び、一蹴されては学び…そんな感じだったよ。あはは。
…僕がただ一人だけ心から愛したあの方は、もうこの世にはいらっしゃらない。
兄嫁に恋をするなんて、言語道断だと分かってはいたのだけれどね。
あのように死を賜るなんて、あまりにも悲しいよ。
…そうやって思いつめているときに、ふとあの『洛神賦』が浮かんだのさ。

26 :
>>11
曹植さん、ありがとうございます。興味のある本ならすぐ読めるのですが、
興味のない本は一年経っても読めなかったりします。指輪物語、よく薦められます。
最近、本を読むとき「この本は誰視点で書いたのか」とか留意して読んでいるのですが、
三国志演義はじめ、柴田錬三郎三国志、北方三国志、吉川三国志、陳三国志
など国内の有名どころは誰視点なのか今一把握できません。
視点の統一が大切とプロは言いますよね。陳舜臣さんの書き方が大好きなのですが、
神様視点かと思えば心情が書かれていたり、節ごとに視点となる人物が変わったり
している気がします。
曹植さんから、視点についてのアドバイスがあればお願いします。

ところで、中国で桜ってあったのですか?
あと、お兄様の曹ヒさんの詩も優しさが垣間見えて好きです。
ああいう詩を書けるということは実は優しい人じゃないかと思っています。
優しくない人の文章って、なんというか優等生的というか人の生活臭が
見えない気がします。

27 :
>>26
あっはっは、桜はもちろんわが国にもあるさ。
君たちの国で馴染みぶかいソメイヨシノとは、また違った種類だけれどね。
寒緋桜といえばわかってもらえるだろうか?
まだ臨シ侯だったころには、江南から取り寄せたソレを眺めながら
杯を傾け、歌と音楽に酔いしれるのが何よりの楽しみだったよ…。
それはそうと、それらの「三国志」は共通の視点から描かれている。講談師の視点だよ。
講談師の役目は聞き手に楽しみを与えることだ。だから、場面場面で視点を変えたり
人物の心情を表現したり、さまざまな技法を用いるのさ。
確かに一見すれば視点が統一されていないような気がするが、根本は全く動いていない。
…君たちの国にはビデオカメラというものがあるだろう?
あれで景色を写すとき、定点ではなくさまざまなポイントから写したほうが
見る者は臨場感を覚えることができる。それと同じだと思うよ。
あとは、そうだね。兄…皇帝陛下のことか。陛下は非情な方だと謗る者はいるが、
僕はそうは思わない。あの方は豊かな感受性を持ち合わせているし、心が揺れ動きやすいんだ。
ただ、感情を行動に表されるとき、いつも地の底で黒く蠢くようなものが見えるような気がする。
父も感情的な方だったけれど、あの方は感情を爆発させるように表現されていた。
そこに、違いがあるのだと思うね。

28 :
寒緋桜、検索してみました。中国の方の好みに合いそうな色と形のお花ですね。
中国で花といえば梅とかしかイメージがなかったので桜があるとは意外でした。
でも、確か日本でも「桜」が苗字につく人は渡来人の子孫とかいう説もあるので
桜は中国にもなじみ深い植物なのかなと思いました。
ビデオカメラの喩え、わかりやすかったです。
講談師の視点でしたか。今まで「視点の固定は大切だと人は言うけど、
実際出版されている本では固定されてないのが多いじゃないか。固定しなくて
いいのはプロの特権?」と思っていたので謎が解けてすっきりです。
曹植さんって大人なのですね。読書しながらシラミをつまみにのエピソード
から変わり者だと思い込んでいたけど曹ヒさんの評価といい各レスといい、
とても思慮深い方なんだなと思いました。
ありがとうございます。

29 :
>>20
たしかに、相手の興味のない話をしても話すのは大変ですよね
話が分かるやつが好かれる理由はそういう所にあるのかもしれませんね。

30 :
>>28
あはは、その印象は間違ってはいないと思うよ。
君たちにとって、虱がいるというのは主に衛生面について当然違和感が生まれるべきものだろうけど、
やはり時代的な問題があるため、それについてはどうか理解してほしいね。
まあ、それを差し引いても虱を食すというのは自分でもどう考えても変わっていると思っている。
側近にはやめよと何度も言われているのだけれど…体裁や風評なんて、僕にとってはどうでもいいのさ。
嘲笑したい者はすればいい、僕はそんな人達のことは眼中に入れるつもりもないと、そう考えていてね。
そんな人間の言葉でも、そんなふうに聞いてくれる人がいるというのは嬉しいことだよ。
いつでもここに来てほしい。話し相手に欠くようになって久しいのだから。
>>29
そうだね、誰しも興味のない話に耳を傾けるというのは難しいものだよ。
わかりやすく言えば、体裁のみを繕った紋切り型の演説はだれも好まない。
個人同士の会話であれ、興味のない話題はつまらない演説と何も変わらないのだからね。
だからこそ、相手が興味を抱いている話題を選ぶというのは大切なことであるし、
そうでない話題でも相手が興味を抱いてくれるように話す必要があるということだ。
これは自己犠牲の強要ではなくて、単純な相手への思いやりだよ。

31 :
曹植さんはなんさいですか?
いっぱいむつかしい言葉をゆっているから、ごほんをよく読んでいるのですか

32 :
>>31
ようこそ、どうぞゆっくりしていってくれ。…「ゆっくりする」といえば、
最近あちこちでよく見る二人の少女の肖像はなかなか面白いと思わないか?
あの顔を見ていると、どうにも脱力してしまうのだけれど、
肩の力が抜けて気が楽になっていると、本を読んだときに内容が頭に入りやすくてね…。
本は娯楽にもなるし、勉学にもなる。まさに人間の英知だと思うね。
年齢は三十歳だよ。初平三年(西暦192年)の生まれで、いまは黄初二年(西暦221年)だからね。
君たちの場所でいえば二十九歳だけれど、この時代では歳の数え方が違うのさ。
…今年に入って、長い間就いていた臨葘侯から安郷侯へ左遷転封された。
そして年も変わらないうちに今度は鄄城侯に転封だぞ!…いくら何でも、酷いじゃないか。
本当は、中央にあって国政に参画したい。自分の才能を魏のために活かしたい。
この楽府は、そんな気持ちを込めて作ったものなんだ。こほん…

33 :
『吁嗟篇』
吁嗟 此の転蓬
世に居る 何んぞ独り然るや
長く本根を去りて逝き
夙夜 休阮ウし
東西 七陌を経
南北 九阡を越ゆ
卒に回風の起るに遇い
我を吹きて雲間に入れり
自ら 天路を終えんと謂いしに
忽然として沈淵に下る
驚飆 我を接えて出だす
故より彼の中田に帰すなるや
当に南すべくして更に北し
東せんと謂うに反って西す
宕宕として当に何れにか依るべき
忽に亡びて復た存す
飄颻として八沢を周り
連翩として五山を歴たり
流転して恒の処無し
誰か 吾が苦艱を知らんや
願わくは 中林の草と為り
秋 野火に随いて燔かれなん
糜滅するは 豈に痛ましからざらんや
願わくは 株荄と連ならん

34 :
『白馬篇』のモデルが張遼ってホントですか?

35 :
>>34
ああ、それは本当だよ。後世に残る僕のイメージがどのようなものかは知らないけど、
僕は齢十四の頃から父の征戦に従軍していて、かの将軍も陣中では馴染み深い方だったからね…。
この楽府で語られている胡虜の討伐は張将軍の匈奴討伐を踏まえていて、
第四句から第六句の「幽并の遊侠児、少小にして郷邑を去り、声を砂漠の垂に揚ぐ」は
かれが并州の雁門郡出身で、転戦して勇名を馳せたことを踏まえているのさ。
幽州、并州は古来あまたの勇士を輩出してきた土地だけれど…張将軍もその一人だと思うね。
白馬篇を作った建安も遥か昔…懐かしいよ。さて、お聞かせしようか。こほん…

36 :
『白馬篇』
白馬 金羈を飾り
連翩として西北に馳す
借問す 誰が家の子ぞ
幽并の遊侠児
少小にして郷邑を去り
声を砂漠の垂に揚ぐ
宿昔 良弓を秉り
楛矢 何ぞ参差たる
弦を控きて左的を破り
右に発して月支を摧く
手を仰げて飛ドウを接ち
身を俯して馬蹄を散ず
狡捷なる猴猿に過ぎ
勇剽なる豹(虫+离)の若し
辺城 警急多く
胡虜 数しば遷移す
羽檄 北従り来り
馬を獅ワして高堤に登る
長駆して匈奴を蹈み
左顧して鮮卑を凌がん
身を蜂刃の端に棄つ
性命 安んぞ懐う可けんや
父母すら且お顧みず
何んぞ子と妻とを言わん
名 壮士の籍に編せらるれば
中に私を顧みるを得ず
軀を捐てて国難に赴く
死を視ること忽まち帰するが如し

37 :
曹植殿は従軍していたということですが、やはりそういう場に居合ることで戦や死の匂いを肌で感じていたからこそ文才が発揮されたのでしょうか?

38 :
今日はのどかな一日だった。
>>37
そうだねえ…文と武は表裏一体というか、非常に性質の似通ったところがあるよ。
とくに建安の詩文学のような感情と想像力が重視される文学においては、
さまざまなものに触れて経験を積み、自分を磨くことが何よりも大切なんだと思う。
まあ、経験が大切というのは何も詩に限ったことではないけどね。
…戦場に従軍していたのは僕だけじゃなく、他の兄弟たちも一緒だった。
それは、父が経験の大切さを分かっていらしたからじゃないかと思っているんだ。
反面、劉備はそれを分かっていなかったんじゃないかな?
いや、あのボンクラの二代目は一度だけ戦場でものすごい体験をしているか…。

39 :
曹植は非ボンクラだ
経験を積んでいるようやね
天下をおとりなさい

40 :
>>39
天下か…一度は陛下と後継を争ったものの、それに敗れてからは、酷いものだよ。
ただ、僕はいまでも中央に復帰することを諦めてはいないし、どうしても諦めきれないんだ。
何か機会があればよいのに。そうすれば、もう一度駆け上がってみせるのだけれどね。
蛟竜が池の淵に潜むは機を見て天に昇らんがため、だったかな。
何にせよ、ありがとう。気力だけは失ってはならないね…。

41 :
今後も自治で語り合おう

42 :
夕方の空の色は、物悲しいけれど美しいね。
>>41
政の話をするということは、君は中央の役人かい?
僕もその道を目指したことがあるから、少しだけ言えることがあるのだけれど…、
政を動かそうとするのなら、やはり中心となる人物がいなければどうしようもないよ。
自らの意見を押し通そうとはせず、ただまとめと進行に徹する…。
ただし最終決定権を持つといった、そんな議長がね。
周囲から支持され、信頼されていなければその位置に立つことは難しいが、
そのような人がいれば議論は円滑に進むだろう。
君臨すれども統治しない天子というのも、そういった意味では大きな存在なのだろうね。
その天子の権威なくして、いかに強大な権力をもった宰相といえど国は動かせない。

43 :
ホーッホッホッホ 言うねえ
気に入ったゼェ
アンタァ、うちで馬の世話やらんかー?

44 :
かりん酒を発掘したので、持ってきました。
10年ものです。どぞー。 
つひ
子建さんの宴会はじまるよ!の詩が大好きで大好きで、
いつか飲み会のときに使わせていただこうと思っています。

45 :
>>43
フフフ、天下がどうとか言っておきながら、馬の世話役とは…君も面白い人だね。
そうだな、こんな形だけの侯爵をやっているよりは、弼馬温のほうが気楽かもしれない。
…監視されている身では、この城を出ることすらままならないのだけれどね。
それでも、自由な世界で生きることを願ってやまないのだ。
…良い弼馬温が見つかるといいね。馬は丹精込めて世話すれば、必ずそれに応えてくれる。
魏国でも父を始め、曹洪将軍、龐徳将軍などは歴史に残る名馬を飼っておられたが、
その方々の弼馬温は位は低くとも皆一様に誇りを持っていたよ。
>>44
やあ、ありがとう。...かりん酒は僕も好きなお酒なんだ。
香りも良いし、程よい酸味もたまらないね…。
良かったら、一緒に飲まないかい? 時間は山ほどあるからね。
できればゆっくり語らおうと思ってさ。
ところで、その詩は多分『公讌』じゃないかな?
建安の十六年に、陛下に従って宴会に出席した折に詠んだ詩でね、
陛下の『芙蓉池の作』に和したものなんだよ。
『公讌』に詠んだ華やかな宴はもう開けないけれど、風雅な心持は捨てるわけにはいかないね。
さて、今回は今述べた二首を披露しようか。こほん…

46 :
『公讌』
公子 客を敬愛し
宴を終るまで疲るるを知らず
清夜 西園に游び
蓋を飛ばして相追随す
明月 清景を澄え
列宿 正に参差たり
秋蘭は長坂を被い
朱華は緑池を冒う
潜魚 清波に踊り
好鳥 高枝に鳴く
神飈 丹轂に接わり
軽輦 風に随いて移る
飄颻として 志意を放にし
千秋 長に斯くの若くならん
…飄颻として 志意を放にし、千秋 長に斯くの若くならん……か。
ゆらゆらと天にも昇る心地を味わい、心の馳せゆくがままに行動し、
いつまでも此のようでありたいと願ったものだったよ。

47 :
『芙蓉池の作』(作:曹丕)
輦に乗りて夜行きて遊び
逍遙して西園に歩む
双渠相漑灌し
嘉木通川を繞る
卑き枝は羽蓋を払い
修き条は蒼天を摩す
驚風は輪轂を扶け
飛鳥は我が前を翔る
丹霞明月を夾み
華星は雲間より出づ
上天は光彩を垂れ
五色一に何んぞ鮮やかなる
寿命は松喬に非ず、
誰か能く神仙たるを得ん
遨遊して心意を快くし
己を保ちて百年を終えん

誰か能く神仙たるを得ん。遨遊して心意を快くし、己を保ちて百年を終えん……。
陛下は私よりも現実主義者なのだ。何となく、父を思わせる句にも見えるね。

48 :
毎回いろんな詩興味深く拝見しています。できれば詩の解釈もソウショクさんの感覚でいただきたいです。

49 :
>>48
解釈か、うん、かまわない。ただ、僕が詩を詠むときは、じっくり考えるというよりは
浮かんだ言葉をそのまま書き付けるような感じだからね。
後々になって自分の詩の解釈を見ていると、僕自身ですら思いもしなかったようなことが
述べられていることが多いんだ。
だから文とは面白いものだと思う…一つの作品は作者の手で完成されるだけでなく、
それを受け取る読者によって補完されるんだから。

50 :
子建様、かりん酒の酔っ払いです。
すいません題名書き忘れてました。飲んでると色々とやらかしてしまいますね。
私の頭にあったのは、「当来日大難」だったんです。
梅酒も差し入れるから許して・・・
とかいいつつ、豪華な詩が2編も見れて、かえって嬉しいw
読んでて、満面の笑みで詠みあげる子建様が浮かんできました。
お兄さんのも綺麗ですなー

51 :
>>50
おおっと、これはすまなかった。いやはや、少し恥ずかしいが…
お互い酒の席だ。堅いことは言いっこナシでね。
悪びれることなくそう言ってもらえて、僕も嬉しいよ。
…ところで、>>50getおめでとう。
ほんの気持ちだが、この笛をもらってくれないか?
なかなかいい音が出る…これを作った職人は、それは心の綺麗な人でね。
そうだ、梅酒をただもらっては却って恐縮だし、君にも注いであげよう。
昔、私の友人が、梅酒でしたたかに酔って手がつけられなかったことがあるが…。
今となってはいい思い出だよ。そら、
とくとくとくとく…
さて、本来紹介すべきだった『当来日大難』を紹介しよう。
あの時も楽しくてね…。こほん…

52 :
『当来日大難』
日の短きを苦しみ
楽しみは余り有り
乃わち玉垂置きて
東廚に?えしむ
情故を広くし
心 相於しむ
門を闔ざして酒を置き
和楽して欣欣たり
馬を遊ばせ後れ来らしめ
轅車は輪を解かしむ
今日に堂を同じくするも
門を出れば郷を異にす
別るるは易く会うは難し
各よ杯觴を尽せ

これを詠んだときは、本当に勢いに任せてだったよ。
ほら、言葉も字も平易なものだろう?
深く考えることなく、耳で聞いて、目で見て、
自然と頭の中に流れを浮かべてくれれば嬉しいよ。

53 :
ゴホンゴホン
子建、どうも体調が良くないのだが…。
風邪かな、困ったぞ。

54 :
どんなにくるしくても
おいしいものたべて
うんこしたらなおるよ!
                 ハ_ハ
               ('(゚∀゚∩ なおるよ!
                ヽ  〈
                 ヽヽ_)

55 :
ダンナはテレビは見ますかねェ
どんな番組がすきなんでェ

56 :
(アク禁が非常に長引いています。)
(携帯から長文&漢詩を投下するのが難しいので、)
(大変申し訳ございませんがもうしばらくお待ちください。)

57 :
笛吹いて待ってますよ

58 :
ミ・д・ミ ホッシュホッシュ

59 :
皆、久しぶりだね。…遅れてすまなかった。
監察の目がいよいよ厳しくなって…なかなか、ままならないものだよ。
ただ、明けない夜も終わらない冬もない。永久とは銘打ってもいずれ陽が昇り、雪が解ける朝が来ると思うんだ。
それまで、手間がかかるがパソコンで打つ→携帯に転送→投下してお相手しよう。
迷惑をかけてしまって、本当にすまないね…
>>53
お久しぶりです。お加減はいかがでしょうか?
…以前、陛下が五官将でいらした折り、朱建平なる人相見が申しましたことを思い出しました。
陛下の御寿命は八十なれど、四十の時に小厄が訪れると。
いま、陛下は御年三十五…小厄の年に近づいてございますれば、ご自愛のほどを。
それから…陛下のお身体にもしものことがあれば、国の大事。なにとぞ、藩屏たる皇族の起用を…!
>>54
あっはっはっは、、、そういう考え方は好きだよ。
おいしいものか…やはりおいしいものを食べるのなら、気心の知れた友人と食べるのがいいね。
僕にもそういう友人は幾人かいたが、丁儀、丁翼兄弟とは特に親しく付き合っていた。
君の話を聞いて、その丁翼に贈った詩をはたと思い出したよ。こほん…

60 :
『贈丁翼』
嘉賓 城闕に填ち
豊膳 中廚より出づ
吾 二三子と与に
此の城隅に曲宴す
秦箏 西気を発し
斉瑟 東謳を揚ぐ
肴 来たりては虚しくは帰らず
觴 至りて反すに餘り無し
我 豈に異人に狎れんや
朋友 我と倶にす
大国には良材多く
譬うれば海の明珠を出すがごとし
君子 義は休く(イ+待)わり
小人 徳を儲える無し
善を積めば余慶有り
栄枯 立ちどころに須つ可し
滔蕩たるは固より大節にして
世俗は拘る所多し
君子は大道に通ず
世儒と為るを願うこと無かれ

…こういったことは、誰もが思っていることだと思う。
丁翼もこれを受け取って「言われなくとも」といったような顔をしていたよ。
ただ、実際に君子であることができるかといえば…なかなか難しいね。

61 :
>>55
そうだねえ、僕は普段テレビはあまり見ないほうなんだ。
どちらかといえば本を読んだり、音楽を聴いたりすることの方が多いかな。

ただ、映画やコンサートをやっている時はいつも見ているよ。
この間の金曜日のタイタニックも見たな。あれは悲しいけれど、とても好きな作品なんだ。
…それにしても、どうして人は悲劇に恋い焦がれるのだろうね?
自分の身に降りかかる悲劇は避けようとするくせに…「人の不幸は蜜の味」といったところかな?

>>57
ありがとう。監国謁者の監視を受けながら、室の中で君の笛の音を聴いていたよ。
荒削りだけど、とても優しい音だった。
情けは人のためならず、といったところかな。あの笛を君に渡してよかった…。
これからも、どうかよろしくお願いするよ。

>>58
君もありがとう…ふふ、可愛い顔じゃないか。
待っていてくれて、保守をしてくれる人がいると励みになる。
監視の目は厳しいけれど、それに負けたくないと思えてくる…。

62 :
永久規制なんつうもんがあるのか…

63 :
お勧めの指輪物語、100円で売っていたので買いました。
曹植さん、やはり2ちゃんに出入りしていると語彙力が
無くなるものなのでしょうか。
新しく買ったパソコンが中国史単語で誤変換ばかりで、困りました。

64 :
>>54
                 ハ_ハ
               ('(゚A゚∩ なおらないよ!
                ヽ  〈
                 ヽヽ_)
>>59
・・・?
子建、お前まさか自分が皇帝になろうと…
むむむ

65 :
>>62
困ったことにね、いろいろと事情があるんだろう…
それでも、担当官に少しの金子を握らせれば監察の目も緩むと思う。
●←このような暗がりに隠れて、お相手をすることも可能だ。
ただ、?城の財政は見てのとおり苦しくてね。
日々の衣食にも事欠く有様だから、あまり出費をしたくないところではあるよ。
迷惑をかけてしまって、すまないね。
>>63
やあ、久しぶりだね。
指輪物語が100円で手に入ったのかい?...それは運がいいよ。
100円で壮大な別世界に旅立てるなんて、素晴らしいことだとは思わないか?
…ところで、僕としては、2chに出入りしていても必ずしも語彙力が落ちる訳ではないと思うよ。
やはり....その人の書き込みのスタイルによるところが大きいんじゃないのかな?
たとえば反射的なレスを長時間続けていると、その間は全く思考を働かせていないことになる。
思考が働いていなければ、自ずと語彙力も鈍ってくるのだろう。
テレビゲームをしている間は前頭葉が働いていないという話は有名だ。
それと似たようなところがあるのかもしれないね…。
>>64
陛下、僕が望むものは帝位のようなものではなく…、
せめて、せめて一所に安住していたい…っ……それだけなのですっ………
陛下は転がる蓬の気持ちをお察しになることができまするか?
もとの根を離れて、ひらひらと遠く吹く風の間に翻る蓬を。
突然のつむじ風に吹き上げられ、どこまでもどこまでも飛ばされてゆく蓬を。
ああ、もうやめましょう。深い憂愁に浸っていても、人は老け込むのみなのですから。

66 :
素晴らしい

67 :
盆歌まだー?

68 :
曹植さん、いつも誠意あるレスをありがとうございます。
テレビゲームの喩え、すごくわかりやすかったです。
久しぶりに早起きして漢詩紀行見たくなりました。

69 :
かちゅ

70 :
兄弟の名前、全員覚えてる?

71 :
362 :びじおた ◆AQI/vjrPPE :2008/04/30(水) 01:22:32
コテの狂ったファンってなんだかんだ言って自分が書き込み頻度高かった頃からいたし
直接見てないけどそれ以前からコテ好きな風潮はあったんだよね?
改革ということで叩くのは容易いけど、そういう奴もいるということで
割り切って、伸ばすべきスレに書き込むのが一番な気がするよ。
それに、コテのファンも見境無く騒いでるわけじゃないでしょ。
自分、文学サロンで曹植をやってるけどそういう層と接点がなかったのは良かったと思う。
ビジオタだったのかよ

72 :
>>1
クソビジオタ、早く出てきてなんか晒せよ

73 :
>71
>72
どっか、R。二度と来るな。
子建殿、是非またの来臨を!

74 :
 上げた方が、いいのでしょうか。
下がりすぎて落ちないか心配です。180日まで日数の余裕はありますが。
 曹植さん、またお時間のあるときに復活、楽しみにしています。
 

75 :
362 :びじおた ◆AQI/vjrPPE :2008/04/30(水) 01:22:32
コテの狂ったファンってなんだかんだ言って自分が書き込み頻度高かった頃からいたし
直接見てないけどそれ以前からコテ好きな風潮はあったんだよね?
改革ということで叩くのは容易いけど、そういう奴もいるということで
割り切って、伸ばすべきスレに書き込むのが一番な気がするよ。
それに、コテのファンも見境無く騒いでるわけじゃないでしょ。
自分、文学サロンで曹植をやってるけどそういう層と接点がなかったのは良かったと思う。

76 :
>>75
今、呪いをかけたから。
このスレのファンなんです、子建殿!

77 :
教育テレビで曹丕の詩

78 :
若君を訪ねて参ったのだが……なんと寂しい場所なのだろう。公子が住まうのにはあまりにも、
地味すぎる。
申し遅れました。私、姓は王、名は粲、字は仲宣と申す者。生まれは都・洛陽。
現在の河南省洛陽市ですな。父・王謙は何大将軍の長史でした。
ただ、若君を待つのも建安七子の一人として、芸がないので今宵は、詩を一篇紹介致そう。

79 :
『贈王粲』〜王粲に贈る〜
端坐苦愁思
攬衣起西遊
樹木發春華
清池激長流
中有孤鴛鴦
哀鳴求匹儔
我願執此鳥
惜哉無輕舟
欲歸忘故道
願望但懐愁
悲風鳴我側
羲和逝不留
重陰潤萬物
何懼澤不周
誰令君多念
自使懐百憂

80 :
居住いを正し、静かに座っていると、悲しい物思いで苦しくなるので
衣を引きずりながらすっと立ち上がり、西へと歩いてゆく
樹木は春の盛りを迎え、清らかな池には川からの長い流れに沿った水が水飛沫と共に流れ込んでいる
池の中には一羽の鴛鴦がいて、悲しげな鳴き声で伴侶を探しているのか鳴いていた
私は、この鴛鴦を捕まえたいと思ったが、惜しいことに捕まえる為の小舟が無い
帰ろうともしたが、来た道を忘れてしまった
来た道の方を振り返り、帰りたいと望んだが、愁いを抱くことしかできない
人を悲しい気持ちにさせる秋風は私の耳元でぴゅうぴゅうと鳴り、
月日は無情にも過ぎていき、留まってはくれない
重く重なり合った雲は全てを潤すもの
故に行き届かない地があってはと私は懼れる
誰があなたを鬱々とした物思いに耽らせてしまったのか
それを思うと私の心は悲しみでいっぱいになるのです

81 :
>>78
仲宣君......? なんと、驚いた。仲宣君、生きていらしたのか。
ああ、よかった。君が隠れてからどれほどの月日が流れただろうか。
僕は共に語る友をなくし、日々を鬱々と送るのみだった。
ああ、ああ..........!!
これほど嬉しいことはない。
さあ、入ってくれ。
むかし酌み交わした茶はない、甘露のような酒もない。
それでも、君がいればわびしい事は何もない!

82 :
>>81
 子建様、お久しゅうございます。
この王仲宣、子建様を訪ねふらふらと旅して参りました。酒なら、私めが
監察の皆さんの分までご用意しましたので、ご緩りと。ささ、一献。
 ああ、やはり、文学を愛する友と酌み交わす酒は良いものです。いくら驢馬
好きでも、驢馬を相手に毎日酒を飲んでいては……いやいや、もう、あんな
生活には戻りたくありませぬ。また、子建様の詩を肴に酒を飲み干したいものです。

83 :
曹植さんこんにちは
お父上の詩をどう思いますか?
率直で大きな人柄が感じられてとても好きなのですが
もちろん、曹植さんの美しい詩も大好きです

84 :
>>70
 子建様がまたお出かけになられたようなので、私で宜しければお答えしよう。
 『魏書』武文世王公傳に載っているようだが……おや、これは異なこと。
おかしい。私の記憶違いか。私の記憶するより少々、公子の人数が少ないような。
いやはや、記憶力がやたら良いというのも困りものですな。今のは、お忘れいただきたい。
 ご生母と公子だけでまとめると、こうなりますかな。
ベン夫人→曹丕、曹彰、曹植、(曹熊)
劉夫人→(曹昴)、(曹シャク)
環夫人→(曹沖)、曹拠、曹宇
杜夫人→曹林、曹コン
秦夫人→(曹ゲン)、曹峻

85 :
尹夫人→(曹ク)
王昭儀→曹幹※生母は別の夫人
孫姫→(曹上)、曹彪、(曹勤)
李姫→(曹乗)、(曹整)、(曹京)
周姫→(曹均)
劉姫→(曹棘)
宋姫→曹徽
趙姫→曹茂
と、二十五人の記録は残っているようです。
()で括った公子達は曹操様よりも先にお亡くなりになられた方々となります。
子が親より先に亡くなるのは不孝とされた世。早世された公子達もさぞかし無念であられたでしょうなあ。


86 :
 印象的なお話を聞いてみたい、と?
 そうですなあ……。この時代、婚姻に関しては少しばかり現代と考えが違いまして。
有名なところでは陳長文殿と荀氏の間での婚姻は現代の方から見れば、「人間の純血繁殖か」と
思われるかもしれない、少し異常な光景でしょうなあ。なにかと宮中で人気の何平叔様も
種違いの、おっと、言葉が汚いですね。父親の違う妹の金郷公主を娶られております。
 あとは、曹幹様が子垣様を勘違いされて「お父様」と呼ばれた話とか。あの時流された
子垣様の涙は深海より引き上げた真珠のように美しかった……
 子垣様は冷酷非情な方ですと? 曹コン様には寛大であったような。血をわけた兄弟でも
人間。好き嫌いは詮無きことかもしれませぬなあ。……私の足があるのが気になりますか。
 倭国と違って我が国の幽鬼は物も食べれば足もある。私が幽鬼か否か、それは
貴殿が決めれば良いこと。ふふふ……。

87 :
あげますよ。
三板に昔「三国時代の文学スレッド」みたいなのあったよね?
検索しても無かったんだけどどうなったのかな。過疎って終わったの?

88 :
(  ゚Дメ) 88

89 :
>>87
ttp://www.geocities.jp/sangoku_bungaku/
纏めスレ
元々住人少なかったしネタ探すのと調べるのと訳するのにも
時間かかるからな。過疎って落ちたよ

90 :
>>89
おう、ここはよくお世話になったw
そうかー過疎落ちか。残念だ

91 :
sage保守

92 :
鄄城文学サロン

93 :
>>90
過疎落ちじゃなくて三戦が一時期数日書き込み無しで簡単にdat落ちするようになってしまったから
保守が面倒になってそのままフェードアウトしただけだよ
あそこは住人は10人くらいはいたはず

94 :
曹植さまおはようございます。
久しぶりに三戦へ来たらつい立ち寄ってしまいました。
詩は繆襲などが華々しくはございませんが好みでございます。
無粋なことをお聞きしますが、奥方様をどうお思いでしょうか?
聞けば最初の奥方様とはすでに死別されてきて、
今は再婚された奥方様と暮らしているとか。
昨今、かかるご苦難を支えた名前も伝えられていない彼女が気になり
ついお尋ねした次第でございます。
ご子息の曹志様にもよろしくどうぞ。
お身体のほどご自愛くださいませ。

95 :
×きて
○いて
でございます。
朝も早くから失礼いたしました。

96 :
おR!

97 :
文章は経国の大業、不朽の盛事なり

98 :
ビジネスオタク

99 :
おみくじ

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