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2013年07月ニュー速VIP+112: 友人「例えば、突然空から美少女が降ってきたとする」 (188) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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友人「例えば、突然空から美少女が降ってきたとする」


1 :2013/06/18 〜 最終レス :2013/07/16
友人「それも、お前の目の前でな。
言葉通りの自由落下だ。
もちろん、そのまま地面に頭を打ち付けたら、その美少女は死ぬ。
お前が受け止めるとするならば、もしかしたら死は免れるかもしれないが、二人とも無傷ではすまないだろう。
もしもの話しだ。
そんな時お前はどうする?」
俺「>>5
*1,受け止める
*2,受け止めない
*3,あり得ないだろ、そんなの

2 :
4そんなことよりおまえが好きだと友の唇を奪う

3 :
わろた

4 :
             ___
            / ノ '' ⌒\
          / ( ● ) (● )\   
        / :::::⌒,   ゝ⌒:::::\    そこで俺の登場!
        |      ト==ィ'     |     ってわけだwwww
  _,rーく´\ \,--、  `ー'    /  
. ,-く ヽ.\ ヽ Y´ /     ー  ´ ! ` ー-、
 { -! l _」_ノ‐′/ ヽ        |    ∧
. ヽ ゙ー'´ ヽ  /   ヽ       i   |/ハ
 `ゝ、  ノ ノ     ヽ     |

5 :
1

6 :
続きはよ

7 :
俺「受け止める…だろうな。
なぜなら…」
友人「ふうん、そうかい」
俺「お前から聞いておいて、なんだよその反応は」
友人「お前のそれは、時々なら面白いけれど、あまりに長すぎて飽きが来るのが早いからね」
友人「まあ、兎も角」
友人「頑張っておいで」
彼の足下から、世界の色が変わっていく。
そうとしか表現しようのない何かが起きた。
俺はその変化に耐えきれなかったようで、現状を理解する間もなく、あっさりと意識を手放してしまう。

8 :
そのあしもとには見るも無惨な少女が

9 :
残酷物語や

10 :
なぁ、しってるかこの状況は>>5のせいなんだぜ

11 :
書き貯めて無いんで、暇な時に覗きにくるくらいで、ちょうどいいと思う
もう一つ載せたら、風呂入ってきます

12 :
             ___
            / ノ '' ⌒\
          / ( ● ) (● )\   
        / :::::⌒,   ゝ⌒:::::\    そこで俺の登場!
        |      ト==ィ'     |     ってわけだwwww
  _,rーく´\ \,--、  `ー'    /  
. ,-く ヽ.\ ヽ Y´ /     ー  ´ ! ` ー-、
 { -! l _」_ノ‐′/ ヽ        |    ∧
. ヽ ゙ー'´ ヽ  /   ヽ       i   |/ハ
 `ゝ、  ノ ノ     ヽ     |

13 :
母「……ん………くん…朝ご飯出来てるわよ」
目覚めたばかりのぬぼーっとした頭を必死に動かし、さっきまで見ていた夢の内容を思い出そうとする。
……だめだ、完全に忘れてしまった。
なにか、誰かに大切な事を言われた気がするのだけれど、はて、なんだったっけ?
まあいいか、時間も無いし。
僕は適当に着替えを済ませて、いい匂いのする方へと足を進める。
すれ違う高校生2人組が、何かを指差して笑い合う。
指を指された方に、目を動かしてみると、別に面白くともなんともない、ごく普通のサラリーマンがアクビをしていた。
僕と大して年もかわらない彼らが、何を考えて笑っているのか、わかるはずも無いし、これから先一緒に笑い合うことなんて無いのかもしれない。
わざわざそんなことで悲しいとは思わないけれど、不思議だなと、曖昧な感想を持った。
そんな事を考えながら、ふと空を見上げてみた時だった。
人だ。
はっきりとそうわかった。
一瞬見ただけで、そう判断できるほど、それは近くに迫っていた。
何も考えられなかった。
ただ、腕に強烈な痛みが走ったのと、ゴツンという嫌な音がしたのを意識の隅に捉えて、僕は気を失った。

14 :
>>2
なんという反射神経…ッ!

15 :
>>2
実はそれに近い選択肢もあった
勿論頭を抱えながら削った

16 :
なんと!

17 :
その後、僕はこの町で一番大きな病院の個室で目を覚ました。
なんでも、あの面白くもなんともないサラリーマンが、救急車を呼んでくれたそうだ。
目を覚まして、まず体をベッドから起こせないことに違和感を感じた。
案の定、僕の両腕は無くなっていた。
ああ、やっぱりな。
そんな淡白な感想を覚えただけで、別に悲しくともなんともなかった。
思ったよりも母親が僕の個室に入ってきたのは遅かった。
大丈夫?とも、かわいそうに、とも言わずに、母親は僕が読みかけていた本を迫真の演技で朗読した。
全部読み終わる頃には、もう窓から見える景色が真っ暗になっていた。
やはり何も言わずに、母親は帰っていった。
家の母親はそういう母親だとよくわかっているし、それが凄くありがたかった。
目が真っ赤に充血していたのは、見なかったことにしておく。
僕は朝の姿勢のまま、そのまま眠った。

18 :
落ちてきた人はどないなったん?

19 :
いつも通りの朝だ。
早く起きないと遅刻してしまう。
腕で体を支えて、ベッドから起き上がろうとした時、ようやく気が付く。
ああそっか、腕無いんだった。
間抜けだな。
少しニヤリとしてしまった。
そういえば、僕が受け止めようとした人はどうなったのだろうか?
ゴツンという嫌な音が、頭の中でリピートし始める。
ゴツン、ゴツン、ゴツン、ゴツン。
サッカーでも、バスケットボールでも、ボールがコートの外に出た場合は、コートの中で最後にボールを触った人が、コートの外にボールを出したという扱いになる。
もし、あの人が死んでいたら、僕が殺したようなものなのだろうか?
……我ながらどうかしている。
僕は、心の中で、自分の頬を思いっきり殴った。
パァン。
鼻から血が吹き飛ぶ。
ちょうど、その血がかかってしまいそうな位置に、車椅子に座った女の子がいた。

20 :
そろそろ眠い
明日の6時辺りから、じわじわと再開します

21 :
ごめん、もう今日になってた
お休み

22 :
見てるから完結させてくれよー

23 :
9時です

24 :
女の子と目が合った。
慌てたような素振りで、女の子が目を逸らす。
ここでようやく、女の子は、僕の体に腕がついていないことに気が付いたようで、サアっと顔色を悪くして、俯いてしまった。
俯いた姿勢のまま、女の子が呟く。
女の子「へえ………あんた…なの?」
慎重に言葉を選んだ末に、結局素っ気ない言い方になってしまったかのような、間の空き方だった。
また沈黙が始まった。
僕はその間に、首を横に倒して女の子の膝の辺りを見る。
やっぱりそうなのか。
女の子の履いている長いスカートは、本来膝があるべき場所の少し上の辺りから、不自然に平べったく潰れていた。
女の子「やっぱり、あんたなんでしょ?」
女の子が、さっきよりも語気を強めて喋る。
女の子「どうして、あんなことしたの?
あのまま私が落ちれば、誰も傷つけずにRたのに。
なんで生きてるの、私?
どうしてあんたの腕が無いの!?
ねえ……答えて…………よ」
女の子は泣き出してしまった。
僕「>>26
*1 何も考えていなかった。
*2 君に死んでほしくなかった。
*3 君は、優しい人だね。

25 :
2

26 :
1
これは期待

27 :
名前抜き忘れてた
すまそ

28 :
僕「ごめん、実は何も考えていなかったんだ。
気が付いたら手が伸びてた」
正直に言う以外に、回答が思いつかなかった。
女の子がなにやら、クツクツと涙を零しながら笑い始める。
ギリギリ聞き取れるくらいの小さな音量で、「なによそれ……馬鹿みたい」という言葉が、僕の耳に届いた。
きっと、自分が笑っていたのを、僕に気づかれていないと思ったのだろう。
突然女の子は無表情になって、
女の子「…あっそ」
と、この上なく素っ気ない返事を返してくれた。
ここで終わっておけばよかったのかもしれない。
僕「それと、もう一つ、ごめん」
女の子「?」
僕「君をちゃんと受け止められなかった。
君の体に、今脚がないのは僕のせいだ。
ごめん」
女の子は俯いたまま、首を横に振った。
女の子「……私は、死にたかった」
僕「?」
女の子「私が今生きていることに対しては、謝ってくれないの?って聞いてるの」
僕「それをしたら、誰も幸せになれないよ」
女の子「どういう、意味よ」
僕「君は死のうとした。
僕は、動機はなかったけれど、結果としてそれを止めてしまった。
事実、君は今、生きている。
だったらさ、死にたかったって考えるよりも、生きててよかったって考えた方が幸せだと思わない?
脚に関しては、本当に悪かったとしか言いようがないけれど」
女の子「だったら、明日死ぬわ」
それでも死んでほしくない。
もうここまでくれば、ただのエゴだ。
それでも、構わない。
あくまで自分勝手な言葉が口から漏れ出す。
僕「それなら、どうして昨日死ななかったんだい?」
女の子「………」
僕「ねえ、僕にいい考えがあるんだ。
そのために、一応どうして君が死のうとしたのかを確認したい。
詳しく教えてくれとは言わない、だいたい伝わればいい。
教えてくれないかい?」

29 :
自由落下で落ちてきた時点で美少女かどうかなんて判別できねーだろ
よしんば出来たとしてもそれが分かる程に地面に近付いた時点ですでに手遅れ

30 :


31 :


32 :
>>29
ssで何ぜそんなどうでもいいことを問うのかと

33 :


34 :
あの女の子が落ちてきた辺りは、マンションなどが建ち並ぶ住宅街だった。
詳しくは確認していないけれど、あの辺りである程度の高さから飛び降りるのなら、まず、マンションのベランダや屋上から飛び降りるしか無いと思う。
わざわざ、人の家の敷地にまで入ってまで、あの場所で飛び降りをするというのはおかしい。
きっと、女の子は自分の家ないし、家があるマンションから飛び降りているはずだ。
その予想があっての、さっきのセリフだ。
案外女の子は、あっさりと事のあらましを話した。
だいたい僕が予想した通り、家族とのトラブルが原因らしい。
女の子「そうよ、あいつさえいなければ……あいつさえ………あいつさえ…」
僕「ああっと、ごめん。
嫌なこと思い出せちゃったみたいで」
女の子「……あんた、ちょっとした事で謝り過ぎよ」
僕「でも、死のうと思うくらい、嫌なことだったんでしょう?」
女の子「だから、そういうところが、配慮が足らないって言ってんの。
余計にイライラしてくる。
たかだか死のうと思うくらいで、なんなのよあんたは。
自殺防止センターにでも務めてるの?」
僕「今日だけやってもいいくらいだ。
僕は君に死んでほしくないし、死にたいだなんて思ってほしくない」
女の子「なんでよ?
私が死のうが何しようが、あんたにはなんの関係も無いじゃない」
関係は、これから作ろう。
そのために、言わなくちゃいけないことが沢山ある。
僕「君が笑ったから」
女の子「は?」
僕「さっき、笑ってたでしょ?
僕が何も考えてなかったって言ったとき。
…実は今日の朝、僕も少し笑ってしまったんだ。
ベッドから起き上がろうとして、でも起き上がれなくて、そしたら腕がない事に気がついて、それで間抜けだなと思って笑ってしまった。
正直に言うと、少し自分が気持ち悪かった。
だって、そうでしょう?
こんな状況で、そんな自虐的なことで笑えるやつなんて、そうそういていいはずがないじゃないか。
けれど君が笑ってくれた。
その時思ったんだ。
ああ、笑い飛ばしちゃってもいいんだって。
笑えるやつが、いてもいいんだって。
だから、そんなふうに笑ってくれた君に死んでほしくないし、不幸にもなってほしくない」
女の子「………あんたって…どうかしてる」
僕「ふふ、よく言われる」
僕が笑うのに釣られて、彼女の口が少し歪んだ………ような気がする。
僕「これから話すことは、あくまで僕の私利私欲の為の、これからの人生プランだ。
…ねえ、うちに来ないかい?」

35 :
僕「君が僕たちの家に来るんだ。
それで、僕が君の脚になるから、君は僕の手になる。
とりあえず、生きてて良かったって思えるような理由を見つけるまで、一緒に暮らすんだ。
そうすれば、君が死にたくなるようなことからも逃げられるし、きっと僕も楽しい。
父さんや母さんなら問題無い。
僕だって、そうやって引き取られたようなもんだし、金銭的余裕も、場所的な余裕もある。
僕達同士が助け合えば、母さんの手を煩わせることもないしね。
…どうかな、悪い話じゃないと思うんだけれど」
プロポーズの返事を待つ気分って、多分こんな感じなんだと思う。
失敗すれば、一生で二度と顔を合わせることはなくなるだろうし、成功すれば、一生お互いを見つめ合うことになる。
少しくらくらしてきた。
嫌な沈黙が続く。
彼女は床を睨んだまま、ずっと視線を動かさない。
ようやく言葉を口にしても、彼女は俯いたままだった。
女の子「無理ね」
僕「ああ、やっぱり?
でしゃばり過ぎたかな?ごめん」
女の子「そうじゃなくて、私の脚になるっていうのが、無理。
想像すれば簡単なことじゃない。
あんた、私を何処かへ運べると思う?」
頭の中で、腕の無い僕が、脚のない彼女を運ぼうとする。
……………どうやって?
腕がないから、彼女を抱えることはできない。
背中に背負おうとしても、僕には腕がないので、直ぐに彼女は落ちてしまう。
彼女は、その細い腕だけで、自分の全体重を支えなければいけないからだ。
……ほら、また落ちた。
………………………………。
……今度は、僕がバランスをとれずに、二人同時に地面に頭を打ちつけた。
これなら、彼女が一人で車椅子に乗ればいい。
…他は、他はどうだ?
何か他に、彼女を助けられそうなことは………!
………………………。
…………。
ない。
一つもない。
腕が人間の体のパーツの中で、いかに重要かを思い知らされた。
脚だけじゃなにもできない。
腕がなくちゃ、誰も助けられない。

36 :
女の子「ね、わかったでしょ?
私達が助け合うのなんて、無理よ」
…………………。
僕「その通りみたいだね。
ごめん。
本当にごめん」
そういえば、僕はこの短い間に、どれだけ彼女を傷つけたのだろう。
また一つ、傷を増やしてしまった。
女の子「そ、そんな顔しないでよ。
気色悪いわ。
…そ、その、あんなこと言ったけど、あんたの家に住むのは、別に、悪くない、かな。
………………!
そうだ、私があんたの面倒見てあげる!
とりあえず、あんたのお世話をすることを、暫くの生きる理由にするわ。
そうすれば、全部解決でしょう?
……だから」
彼女の言葉を遮る。
僕「もう大丈夫。
ありがとう。
………………今日はもう、帰った方がいいよ。
また僕は、なにか余計なことを言ってしまうだろうから」
女の子「……………」
もう一度、彼女と目があった。
すごく、すごく彼女が綺麗に見えた。
…彼女の脚を奪ったのは、僕だ。
……きっと脚があったら、もっと綺麗に見えるのだろう。
二人同時に目を逸らした。
女の子「それじゃ、その、帰らせていただくわ。
あんたの家に住まわしてもらう件、本気なのよね。
…ちゃんと、ちゃんと考えておくから。
本当に考えておくから!
………だから、その、また」
彼女が細い腕で、車椅子の車輪をぎこちなく動かして九十度反転する。
左肘の辺りに、変な形の傷跡が見えた。
彼女が部屋から出たのを確認すると、まだかなり早いけど、僕は眠る為に目蓋を落とした。

37 :
…………………………………………。
白い。
真っ白だ。
ただひたすら真っ白が続いていて、他にはなにもない。
友人「やあ、いらっしゃい」
声と同時に、突然真っ白な空間に、背の高い青年があらわれる。
友人「そんなところに立っていないで、こっちに来なよ」
いつの間にか青年は、何処かの国の王様の城の庭にでもおいてあるかのような、豪奢な椅子に座って、その前の丸型のテーブルの上で紅茶を煎れていた。
その向かいに、空席が一つ。
僕は躊躇うことなく、椅子に座った。
友人「ふうん、こっちのお前はやけに素直だね。
そして、物静かだ。
俺としては、やりやすくていいんだけどね」
紅茶が入ったティーカップを手渡される。
やはり疑うこともなく、カップに口をつける。
………甘い。
それも、喉が焼けそうなくらいに。
紅茶を飲みながら、青年は何事かを一人でしゃべり続ける。
それを僕は、ひたすら黙って聞く。
何故僕は、この青年から逃げるどころか、怪しいとすら思わないのだろう?
友人「何故って、俺は君の友人じゃないか。
…そうだ、そんなことより、今日はお前にプレゼントがあるんだ」
パチン。
彼が指を鳴らすと、ティーセットが大きなジェラルミンケースに変わる。
友人「開けてご覧」
ジェラルミンケースには、鍵がついていなかった。
言われた通り、ケースを開く。
腕だ。
腕が二本、つまり一組入っていた。
どこか、見覚えのある腕だった。
肘の辺りに変な形の傷跡があるのが気になる。
友人「さあ、受け取っておくれ」
これがあれば、彼女を助けることができるだろう。
………彼女って、だれだっけ?
僕「>>41
*1 こんなもの、受け取れない
*2 ありがたく頂く
*3 これは、一体誰のものなんだい?

38 :
3

39 :
ksk

40 :
3予約でksk

41 :
3

42 :
やっぱりそれで来るか
…今なら選びなおせるけれども、どうする?
>>44
選びなおす場合は>>45から>>50の間で一番多かったものに決定します。
どちらにせよ、今日はもう寝ます
また明日の6時頃に再開するよ

43 :
1よろ

44 :
げんふうけいか

45 :
3

46 :


47 :
1

48 :
1だろ

49 :
1

50 :
げんふうけい?マジ?期待値跳ね上がるぞ!

51 :
げんふうけいなのか?

52 :
どう見てもげんふうけいではないだろ
一レス当たりの長さとか、台詞の書き方とか、
語彙の選択とか、改行のリズムとか、全然違う

53 :
これでげんふうけいなら>>52は物凄く恥ずかしい事になるからげんふうけいであって欲しい

54 :
>>53
あの人は読みやすさに命かけてるらしいから、
一レス内で何十行も長々と書くことはしない
これは自信を持って言える

55 :
あの人の影響を受けてスレを立てた、ただの素人です
読みにくさについては謝るしかないです
すいません
努力はしますが、なにぶん行き当たりばったりで書いているもんで、なかなか難しい
*1を選択したということで、再開します
いろいろトラブってしまったので、再開は9時頃になりそうです
ごゆるりと、お待ち下され

56 :
あ、違う違う、これが読みにくいんじゃなくて、
あの人が極端すぎるくらい見やすいものを書くってことを言いたかっただけ
応援してるぞ、がんばれ

57 :
僕「こんなもの、受け取れないよ」
友人「そうかい、それは残念」
僕「理由は聞かないの?」
友人「お前のそれは、時々なら面白いけれど、あまりに長すぎて飽きが来るのが早いからね」
そう言って、彼はジェラルミンケースを閉じた。
友人「それじゃ、そろそろお別れだ」
友人「頑張っておいで」
彼の足下から、世界の色が変わっていく。
そうとしか表現しようのない何かが起きた。
僕はその変化に耐えきれなかったようで、現状を理解する間もなく、あっさりと意識を手放してしまう。

58 :


59 :
時々目にするが
意識を手放す
がいい

60 :
なにか、不思議な夢を見ていた気がする。
淡い記憶を探りながらベッドから起き上がろうとして、腕が生えていないことに気がつく。
僕「く、ふふ、あははははっ!!」
今度は声を出して笑った。
退院した僕は、母親に頼んで、真っ先に彼女の家へと向かった。
彼女から聞き出した部屋番号は、空室になっていた。
おまけに、彼女の私物も全部捨てられてしまったようだ。
…案外、彼女以外の家族も、彼女から逃げる機会を待ち望んでいたのかもしれない。
彼女にそのことを報告すると、苦虫を噛み潰したような顔で、
女の子「馬鹿らしくなってきた」
と、吐き捨てられた。
いいことだ。
思った通り、母親も父親も彼女のことをすんなりと受け入れてくれた。
彼女には、何故かあらかじめ用意されていた、僕の自室より大きい部屋を充てがわれ、何故かあらかじめ用意されていた女の子物の洋服を、母親に取っ替え引っ換え着せられていた。
彼女の容姿もあいまって、まるで脚が二本壊れて取れてしまった、着せ替え人形のようだ。
母親「…次はこれなんてどうかしら?
ふふ、凄く似合うと思うのだけれど」
女の子「……あの」
こうなってしまうと、うちの母親はなかなか止まらない。
南無三。
母親「はぁーい、手をあげて。
そのまま脱がしちゃうから」
女の子「…………はあ。
…あんた、こっち見ないでよ。
もしちらりとでも、視界にいれたりしたら、あんたの脚、容赦無くもぎ取るから」
僕「……御意」
本当にやりかねないから怖い。
母親「ふふ、あらまあ。
仲が良いのは美しきことね」
女の子「良くない!!」
あえて僕のほうからは、なにも言わないでおこう。

61 :
着々と着せ替えは進む。
母親「まあまあ! すっっごく可愛いじゃない。
もう……食べちゃいたいくらい」
母親「ねっ、どう思う?」
母親が車椅子を回して、僕と彼女を向かい合わせる。
女の子「自分で動かすのに……」
かすかな声で、彼女が呟いたが、どうやら母親には聞こえなかったようだ。
それはそうとして、さすがうちの母親なだけはある。
病院にいたころの地味な服装とは大違いだ。
多少少女趣味だけれど、この子にはそのくらいの方が似合う。
母親「可愛いでしょ」
母親は、まるで自分のことのように胸を張るし、彼女は、顔を真っ赤にして目を逸らすし、僕は一体どうすれば良いのかわからなくなって、とりあえず鉄製の義手をカチカチと軽く打ち合わせて、拍手の真似事をした。
母親「あっ、そうだ。
確かあそこにリボンが…」
そう言い残して、母親はたたたっと何処かへ走っていってしまった。
少し心配なくらい、元気だ。
女の子「ねえ」
僕「どうしたの?」
女の子「私、いいのかな?
…居場所とか、家族とか、服とか、ご飯とか、他にもいっぱい貰っちゃって。
迷惑じゃ、ない、かな?
…って、あんたに聞いても仕方ないか、ごめん」
そういえば、この子に謝られたのは、始めてな気がする。
僕「さっきの母さんの顔を思い出してもみなよ。
凄い嬉しそうだった。
昔から、女の子が欲しいってことあるごとに呟いて、正直鬱陶しくて仕方がなかったんだ。
もちろん、僕だって君がいてくれると楽しいし、嬉しい」
女の子「…………………………………うん」
そんな彼女に、僕は服すら着せてあげることもできない。
……何か。
何かを………何かが………………。
何も。

62 :
保守的日本

63 :
ほっしゅ

64 :


65 :
今日は休ましてけれ宣言
の、


66 :


67 :


68 :


69 :


70 :
女の子「ふふふ、さあ、その汚らしい口を開きなさい。
……そうよ、いい子ね。
あはは、光栄に思いなさい。
自分一人じゃ食事を摂ることもできない駄目なあんたに、この私がわざわざ……」
女の子「…って」
女の子「なんなのよ、これ」
父親「息子に対して自己投影をすることで、性的快感を得ているのだが、それが何か?」
女の子「気持ち悪っ!?」
彼女が全速力で後退する。
僕を挟んで、その彼女の前方にいる、長々とした台詞が書かれたカンペを高く掲げている父親は、たいそうご満悦のようだった。
ああ、ご褒美になっちゃったか。
南無三。
大企業の社長というものは、全体的に変人が多いそうなのだが、うちの父親も例外に漏れない。
正直、親として見るとどうなんだろうと思ってしまう部分もあるが、息子が気にしているであろうコンプレックスを、こうして冗談交じり(冗談ではない可能性も考えられなくもないが)に的確に突いてくるあたり、ある意味父親らしい父親な気がしなくもない。
…やっぱり、しない。

71 :
女の子「なんなのよこいつ!
同じ人間だと思いたくないわ」
震える指先で、彼女がうちの父親を指す。
対してその父親は、余程お気に召したようで、仮面のような無表情のまま小躍りをしている。
それも、文字通り。
それを見て、彼女は顔をさらに青ざめさせる。
さらにそれを見て父親が…。
さらにさらにそれを見て……。
さらにさらにさらに……………。
だめだ、この人ら。
早くなんとかしないと。
僕は彼女に、必殺の呪文を囁く。
彼女はコクリと頷いて、
女の子「ハウスッ!」
隣にいる僕の肩が竦むくらいに、鋭く言葉を飛ばした。
父親「ワンッ!」
まだ食事の途中だというのに、父親は犬のように四足歩行(というよりは、四足疾走)で、自室に飛んでいってしまう。
女の子「なんだったのよ、一体」
僕「知っての通り、うちの父親だよ。
あれで父親らしいところもあるんだ、きっと、多分、おそらく」
女の子「ふうん………。
ま、いいわ、そのうち慣れる。
きっと、多分、おそらく」
やっぱりこの人は強いな。
女の子「そんなことよりも」
女の子「食事を再開しましょう。
ほら」
今日のところは、父親の教えに従って、吹っ切れて彼女の介護を受けることにしよう。

72 :
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧      ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)     / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
            ガッガッガッ
         ドチドチ!

73 :
やっと来たか!

74 :


75 :


76 :


77 :


78 :


79 :


80 :


81 :
おー!

82 :
女の子「ふう、出来た」
画面を見ると、脚があること以外は彼女にそっくりのキャラクターが、四角い枠の中で直立していた。
このゲームで彼女のような、可愛らしいキャラクターを作るのには、相当なセンスと熟練を要するが、彼女はそれを十分でやってのけた。
そもそも、ゲームというものに始めて触っている人間だとは、到底思えない。
僕「そしたら、決定ってところにカーソルを…」
女の子「そのくらい、わかるわよ」
彼女は僕の自室で、僕が一番好きだったゲームをプレイしている。
もうハードも含めて、これは彼女のものだ。
出来ない者が持っているよりも遥かにいいし、何より、驚いたり喜んだりする彼女を見るのは、ゲームをプレイするよりも楽しい。
導入部分のムービーが終わって、彼女が唖然とする。
女の子「わ、わたしが、ゾンビに……」
そうだった。
いきなり導入部分で、主人公が死ぬんだよなこのゲーム。
自分に似たキャラクターを作らない方がいいと忠告しておくべきだった。
僕「そうそう、そこでボタンを押して」
……。
僕「うん、拠点みたいなもので、倒されたらここに戻ってくる」
………。
僕「奥に進んでご覧」
…………!
女の子「!!?!?」
僕「あははははっ!」
………。
……………。
僕「え?あ、いや、そこは倒すんじゃなくて」
………。
僕「ちょっ、まさか、おい」
女の子「パターンは掴んだ」
……………………………………………。
人畜性×1
デマンの大鎚×1
女の子「よし」
この場面ではまだ装備が整っていないので、本来注意書きに従って逃げ道を探すべきなのだが、彼女は約30分の死闘の末、それを倒してしまった。
しかも、一回も死なずに。
やはり初心者だとは思えない。
いや、思いたくない。
女の子「楽しいわね、これ」
彼女にあげて正解だった。

83 :
こうして僕は、行動ではどうしようもないので、せめて物で彼女に奉仕をしようと試みた。
でも、その結果僕は、彼女に精神を満たしてもらうこととなった。
物と心のレートなんてものは、僕にはわからない。
だが、これだけはわかる。
僕は彼女から貰い過ぎている。
一人になる時間があると、僕はこの借金をどうやったら返済できるのか、しきりに考えた。
もちろん、答えは浮かばなかった。
その日の夜、僕は彼女の秘密を知ることになる。

84 :


85 :


86 :


87 :


88 :
その夜、僕は唐突に目を覚ます。
音が聞こえたからだ。
ざ、ざ、ざ、ざ、ざ。
耳元にまとわりつくような、不気味で湿っぽい音。
音は、近くから聞こえた。
ざ、ざ、ざ、ざ、ざ。
少しずつ、音が近づいてきているようだ。
腕を失ってからは、自室の扉は常に開けっ放しにしている。
つまり……何かがいる。
急に怖くなってきて明かりをつけようとしたが、電灯から伸びる紐は使えないし、壁に取り付けられたスイッチを押そうとすると、その何かの近くを通らなければならない。
………そうだ、携帯電話があった。
最新式のスマートフォンを、口に咥えて、上部のスイッチを壁に押し付ける。
少し唾液がついたが、そんなの気にしている場合じゃない。
画面から光が発せられて、視界がある程度明瞭になる。
口に咥えたまま、僕は何かがいる方へ、光を向けた。

89 :
女の子「……………」
なんだ。
僕「驚かさないでよ」
彼女は腕だけで、僕のベッドの方へ這って進んでいる。
やけに動きが遅いのが、気になった。
僕「どうしたんだい?」
女の子「………あ…」
…様子がおかしい。
彼女は、口をパクパクと動かして、何かを喋っているようだ。
ズルズルと、僕も脚を這わせて、苦労の末ベッドから降りる。
そのまま、ゆっくりとしゃがんで軽く後ろに重心を持っていくと、勝手に体が倒れた。
ちょうど、彼女の口の辺りに僕の耳がある状態だ。
彼女は、
女の子「あいつさえいなければ、あいつさえいなければ、あいつさえいなければ、あいつさえいなければ、
あいつさえいなければ、あいつさえいなければ、あいつさえいなければあいつさえいなければ、
あいつさえ…」
何度も何度も、そう繰り返していた。
その夜は、彼女が勝手にへやから出て行くまで、眠ることも動くことも出来なかった。

90 :
あらやだこわい

91 :
え?ホラー?

92 :
はよ

93 :
…………………………………………。
白い。
何もかもが白い。
少し前に似たような光景を見たような気がして、ようやく気がつく。
また、あの夢か。
あんなことがあった後でも、僕は眠れてしまうんだな、と、少し呆れる。
「例えば」
友人「例えばお前の目の前で美少女が苦しんでいたとする。
彼女は助けを求めることはしない。
なぜなら、助けられることを望んじゃいないからだ。
彼女は助けを求めてしまったら、誰かを傷つけてしまうと考えている。
だったら自分一人が傷つけばいい。
そんな寂しい考えに至り、彼女は苦しみを一人で抱え込んでしまった。
今、苦しみのせいで、彼女はおかしくなり始めている」
友人「おっと、長々と喋り過ぎてしまったな。
これじゃ、向こうのお前といい勝負だ」
友人「で、だ」
友人「どうする?」
いつの間にかそこにいた彼に、今現在の僕自身を答える。
僕「彼女を助ける。
それが無理だとしても、せめて苦しみを共有する」
友人「彼女が望んでいなくても?」
僕「ああ。
……これは僕のエゴだ。
彼女のために彼女を助けるんじゃない、彼女を助けたいから、彼女を助けるんだ」
しん、と辺りが静まりかえる。
まるで、この空間そのものが、僕の言葉を分析して解析して吟味しているかのような、そんな時間。
…………………。
友人「ふうん、そうかい」
彼がようやく結論を出す。
友人「…くく、僕が君の友人であることを誇りに思うよ」
僕「買いかぶり過ぎだ」
友人「そうかい?」
彼が地面を二回蹴る。
コツ、コツ。
彼の足下から、世界の色が変わっていく。
そうとしか表現しようのない何かが起きた。
友人「ここから先は、彼女の世界だ」
友人「さあ、頑張っておいで」
僕はその変化に飲みこまれ、意識の在り処をそこに移していく。

94 :
きたか!!

95 :
ここと、うやめしやが最近のマイブーム
wktk

96 :


97 :


98 :


99 :


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